2011年10月11日、「世界の工場」の異名のある中國広東省の珠江デルタ地帯で、中小企業(yè)が業(yè)績悪化に直面し、平均で前年比3?4割の減益となっていることが分かった。中國中央ラジオ局が伝えた。

北京大學(xué)國家発展研究院などの質(zhì)問に対し、圧倒的多數(shù)の中小企業(yè)が「原材料価格の上昇が最大の問題だ」と回答。大部分の業(yè)種で原料価格が前年比20?50％上昇していると述べた。

広東省東莞市の靴メーカー「巴巴靴業(yè)」の経営者によると、現(xiàn)在の危機(jī)は2008年のリーマンショック時(shí)よりも中小企業(yè)にとってさらに深刻。同市の靴メーカーの輸出受注量は前年より50％も減っている。毎年、下半期の數(shù)カ月はクリスマスに向けて注文が増えるが、今年は特に変化がない。一部企業(yè)は注文があっても原材料価格の高騰で打ち消され、逆に赤字になる場合もあるという。

中小企業(yè)は資金調(diào)達(dá)難にも直面。現(xiàn)在、中小企業(yè)向けの貸出金利は、基準(zhǔn)金利プラス30?40％に上る。中國人民銀行広州分行によると、上半期の民間金融會(huì)社の貸出金利は平均18．45％。小口融資企業(yè)の6割以上が、基準(zhǔn)金利の2倍以上に金利を設(shè)定している。（翻訳?編集/JX）