2011年10月17日、中國醫(yī)療関係者によると、江蘇省南京市にある大型病院?南京鼓樓病院で日本式の病院運営手法が導(dǎo)入され、本日に正式に実施されることとなった。

【その他の寫真】

中國の多くの大型病院では1日あたりの外來患者數(shù)が1萬人前後、入院患者數(shù)は定員オーバーの狀態(tài)が続き、醫(yī)療従事者の通常業(yè)務(wù)も圧迫されている。さらに、多くのリソースを醫(yī)薬品の搬入搬出?在庫管理、病棟での業(yè)務(wù)申し送り、患者の介護などで取られ、薬剤師と看護師はルーティンワークを終わらせるのが精一杯で、品質(zhì)やサービスを向上するための余裕は全くなかった。その結(jié)果としては、醫(yī)療現(xiàn)場ではミスやトラブルが多発している。

その狀況下、中國の多くの大型病院が本來の理念に沿った病院らしい運営を目指し、日本のノウハウに目をつけた。日本の醫(yī)療現(xiàn)場は業(yè)務(wù)の多くをアウトソーシングすることで、患者を第一に據(jù)えた現(xiàn)場運営を?qū)g現(xiàn)したと共に、各職員が醫(yī)療関連行為のみに専念できる環(huán)境が作られている。

中國の総合病院で現(xiàn)場運営構(gòu)築のコーディネーター業(yè)務(wù)を行っているダイナリンク株式會社（靜岡）は、中國の華軟聨合科技有限公司と提攜。日本の物流パッケージをベースに、中國現(xiàn)場のニーズに合わせて新たに業(yè)務(wù)設(shè)計を行い、日本國産の機器設(shè)備と、システム＋機器＋業(yè)務(wù)ルールから成る初めてのオール日本スタイルを提案。これを中國の醫(yī)療現(xiàn)場で実現(xiàn)させようと、1年間にわたって約20病院に働きかけてきた。いち早くその提案を採用したのは病床1800床以上、総職員2700人あまり、全國有數(shù)の高度醫(yī)療提供機関である南京鼓樓病院だ。ダイナリンク株式會社の発表によると、中國を代表する複數(shù)の大手醫(yī)薬総合商社がこうした動きを知り、すでに提攜のオファーを申し出ているという。 (記事?構(gòu)成/NEYI)