2011年10月14日、中國?広東省広州市で「喫煙抑制條例」が施行されて1年を迎えた現(xiàn)在、これに違反して処罰された人はたった1人であることが判明した。法制日報の報道。

【その他の寫真】

公共空間での喫煙を減らそうという動きは、広東省だけでなく全國的なものだが、なかなか浸透していないようだ。広州市では2010年9月1日より條例を?qū)g施し、醫(yī)療機(jī)関や學(xué)校、役所などの公共スペースや、一定以上の規(guī)模を持つ飲食店などの商業(yè)施設(shè)では分煙を?qū)g施することになっている。つまり、所定の場所以外では喫煙が禁止された。

施行13カ月を迎えた現(xiàn)在、市內(nèi)の各公共空間では関連機(jī)関によって延べ12萬回に及ぶパトロールが行われ、発せられた警告は4000回を數(shù)えた。しかし、実際に違反行為で処罰されたケースは、対個人が1件、対企業(yè)が5件だという。

たった1例の個人に対する処罰のケースは今年7月、レストラン內(nèi)で喫煙した男性が50元(約600円)の罰金を徴収されたもの。

これについて、広州市人大常務(wù)委の張桂芳(ジャン?グイファン)主任は「條例の內(nèi)容や喫煙抑制に関する知識が市民に浸透し、禁煙場所について周知された結(jié)果」と話すが、それにしてもよくルールを守る市民らである。

記事はこんな市民の聲も伝えている。「罰金50元じゃ、何の抑止力にもならないよ。厳罰化しなければ」「條例を執(zhí)行する部署の責(zé)任所在を明らかにしないと、條例が無力であるという現(xiàn)狀は変わらないね」。(翻訳?編集/愛玉)