2011年10月16日、新京報は、北京市の中國國家博物館の一室が結(jié)婚式用に貸し出されたと報じた。公的機関の不適切な金儲けではないかと注目を集めている。

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15日、ある市民が「中國國家博物館5階で結(jié)婚式が挙行されている」と暴露した。記者が訪れると、立ち入り禁止の5階で確かに結(jié)婚式が開催されていた。職員の話によると、會場となったのは數(shù)か月前に改修工事が終わったばかりの宴會用の部屋で、25萬元（約303萬円）で貸し出されるとのこと。公式サイトでも紹介されており、不適切な利用ではないと強調(diào)した。しかし、公式サイトのどこにも「宴會ルーム」の紹介はなかった。

また、中國國家博物館責任者も新京報の取材に応じたが、こちらの説明によると新郎新婦はともに同館職員。博物館を愛するがゆえに館內(nèi)で結(jié)婚式を開いたのであり、不適切な費用徴収などはないと強調(diào)している。

中國では故宮の一部がレセプションホールとして使用されていることが話題となるなど、博物館の金儲け的施設(shè)利用に対する批判が高まっている。（翻訳?編集/KT）