2011年10月15日、中國(guó)の建國(guó)記念日にあたる國(guó)慶節(jié)（10月1日）の連休を利用して北朝鮮の平壌（ピョンヤン）を訪れた中國(guó)人観光客に、北朝鮮を旅行先に選んだ理由を聞いてみた。中國(guó)青年報(bào)（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

多かった答えは「北朝鮮の改革開放を待っていたら、いつになるかわからない。だから今來た」というもの。「北朝鮮に行って中國(guó)の昔を懐かしみたい」という答えや「ミステリアスな國(guó)に対する好奇心」、「ただ靜かな場(chǎng)所で休日を過ごしたかったから」という理由もあった。

國(guó)慶節(jié)當(dāng)日に平壌を訪れた中國(guó)人は約700人。最初に連れて行かれる観光地?中朝友誼塔では殉死した両國(guó)の英雄の御霊に獻(xiàn)花するのが決まりとなっている。板門店では北朝鮮の人民兵士による「朝鮮人民は共に敵と戦った中國(guó)人民志願(yuàn)軍のことを決して忘れない」という説明に拍手で応じた。ホテルの食事で「このパンはおいしい。我々の80年代の味がする」と話す彼らにとって、北朝鮮の旅は中國(guó)の1960年代から1970年代へのタイムトラベルのようだ。街角にあふれるスローガンや指導(dǎo)者の銅像、少年宮での子供たちのパフォーマンスを見ると、中國(guó)人は自分たちの子供時(shí)代を思い出す。

同じ社會(huì)主義の國(guó)だが中朝両國(guó)の人々の暮らしは大きく違ってしまった。外國(guó)人専用のホテルのバーで酒を飲み、カジノで大量のチップを賭けている中國(guó)人。「ここでは70年代に中國(guó)を訪れた外國(guó)人と同じような待遇を受けられるよ」と彼らは皮肉交じりに話していた。ちなみに同じく國(guó)慶節(jié)の連休に韓國(guó)のソウルを訪れた中國(guó)人は約7萬(wàn)人だった。（翻訳?編集/本郷）