2011年10月16日、韓國紙?中央日報は、中國が北朝鮮の豊富な鉱物資源を掘り盡くす勢いだと報じた。18日付で環(huán)球時報が伝えた。

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昨年12月に韓國統(tǒng)計庁が発表した「北朝鮮の主要統(tǒng)計指標(biāo)」によると、2008年時點で北朝鮮の地下鉱物資源は総額で6兆4000億ドル。內(nèi)訳は黃金2000トン、鉄5000億トン、マグネサイト60億トン、無煙炭45萬トン、銅290萬トンなど。記事はこれらを北朝鮮が亂開発し、採掘権をすべて中國に渡していると批判。こうした動きは両國が將來、「経済共同體」を構(gòu)築した際に障害になると指摘する。

近年、北朝鮮の対中國貿(mào)易依存度は急激に上昇しており、北朝鮮は最後の「ドル箱」である鉱物資源を中國に大量に売っている。北朝鮮の昨年の対中輸出の67．7％は無煙炭や鉄鉱石などの鉱物資源、反対に中國からは大量の原油、機(jī)械、電気製品、食糧などを輸入した。

韓國?企業(yè)銀行経済研究所のチョ?ボンヒョン研究員は「北朝鮮は困窮した経済狀況を少しでも緩和するため、慌てて資源を中國に売っている。だが、こうした狀況が続けば、北朝鮮はそのうち経済面で中國の省の1つに數(shù)えられるようになる」との見解を示す。

韓國では以前から北朝鮮と中國による資源開発協(xié)力に不満の聲が上がっている。中國は経済支援というエサで北朝鮮の鉱物資源を手に入れているようにみえるというもの。中國と北朝鮮は鉱物資源の共同開発に関する合意書に署名したが、最終的にはこれが韓國企業(yè)の障害物になるとみられている。

チョ研究員は「韓國は政治的な理由で今は北朝鮮の資源開発に參加できないが、中國に取られるのを黙って見ているわけにもいかない。このままでは中國にすべて掘り盡くされてしまう。その時は『時すでに遅し』だ」と指摘している。（翻訳?編集/NN）