Record China 2011年10月19日(水) 9時43分
拡大
14日、香港メディアは「南シナ海:地政學上の新たな火薬庫」と題した記事を掲載した。寫真は南シナ海をパトロールする中國海軍の艦船。
(1 / 2 枚)
2011年10月14日、香港のアジア?タイムズ?オンラインは「南シナ海:地政學上の新たな火薬庫」と題した記事を掲載した。17日付で環(huán)球時報が伝えた。以下はその內容。
【その他の寫真】
長い間、地政學上の火薬庫、例えばバルカン、アルザス?ロレーヌといった地域はすべて歐州にあった。それが、ソ連解體から20年後には中東に移行、現(xiàn)在は南シナ海となっている。
南シナ海では米國、日本、中國、インドの利益が鋭く入り組んでいるほか、その沿岸や周辺地域にはベトナム、マレーシア、インドネシア、シンガポールなどの発展目覚ましい國が位置している。
世界で2番目に混雑している航路である南シナ海。そこには大量の鉱物資源や漁業(yè)資源のほか、70億バレルの石油と900兆立方フィートの天然ガスが眠っていると言われている。これと同時に地域內外の多くの國の安全と脅威も関係している。
脅威については3つに分けることができる。まず第1の脅威は社會や経済の脅威だ。経済成長が著しいとはいえ、東南アジアは依然として世界で最も貧しい地域の1つ。半數以上の人口の1日當たりの収入は1ドル以下で、非識字率も高い。多くの人が食べ物や飲み物、薬の不足に直面。頻繁な自然災害もこうした問題に拍車をかけている。
人々のこうした社會や経済に対する不満が第2の脅威につながる。南シナ海はソマリア海岸と「アフリカの角」に次ぐ世界で2番目に危険な地域で、海賊や國際テロ組織の脅威にさらされている。
第3の脅威はこれが最も重要だが、國家あるいは地域間の衝突だ。そこには中國、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイの間の未解決領土問題が含まれる。臺灣と中國本土も衝突の可能性がある。アジアの2大巨頭、中國とインドの関係は今後10年でさらに緊迫化するとみられる。
米國は海洋大國の地位を保ってはいるものの、この地域における影響力は下がり続けている。國債も米國にとって最大の脅威。中國は米國にとって最大の債権者で貿易パートナーである。こうした一連の課題と脅威が世界政治の今後數十年を決定する。EU(歐州連合)やロシア、ブラジルも肝に銘じておいた方が良いだろう。(翻訳?編集/NN)
この記事のコメントを見る
Record China
2011/10/12
2011/9/21
2011/7/7
2011/6/22
2011/6/14
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る