ごみや排水の増加で地下水汚染が深刻化、抜本策見えず―北京市

Record China    2011年10月19日(水) 14時13分

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17日、北京の地下水汚染が深刻化している。経済成長に伴い都市部のごみが急増し、工場排水が地下へ浸透するなど、汚染は広がる一方だ。寫真は北京のマンション付近に捨てられた生活ごみ。

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2011年10月17日、網(wǎng)易によると、中國?北京の地下水汚染が深刻化している。北京市民に供給される生活用水のうち、約3分の2は地下水をろ過したもの。経済成長に伴い都市部のごみが急増し、工場排水が地下へ浸透するなど、汚染は広がる一方だ。

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北京市では市內(nèi)主要地域で地下水質(zhì)の定點観測を行っている。擔(dān)當(dāng)者によると、最も汚染の危険性が高いのは、ごみ処理場の周辺地域。2009年に“悪臭で悪名高い”市南西部の北天堂ごみ処理場へ向かったところ、「乗っていた車を停めた途端、フロントガラスにハエがびっしりたかった」という。周辺の地下水に含まれる細菌や化學(xué)物質(zhì)の量は、安全基準(zhǔn)を大きく超えていた。

また、市當(dāng)局が「最も巨大な汚染源」と指摘するのは、秋から冬に道路や住宅の庭に放置される家庭ごみだ。雨が少なく乾燥した北京では、ごみが路上や庭に積み上げられて放置される。一度雨が降るとごみから汚染物質(zhì)が染み出し、そのまま地面に浸透する。春になると北京を流れる河川の下流域では、冬の間に流れてきたごみが蓄積。流れる水は真っ黒になるという。専門家の1人は「一度汚染された水を元に戻すのは難しい」と懸念するが、抜本的な対策は見つかっていない。(翻訳?編集/AA)

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