2011年10月17日、米軍事専門(mén)紙ミリタリー?タイムズ（電子版）は、「中國(guó)海軍は遠(yuǎn)洋進(jìn)出の準(zhǔn)備をしている」と題する論説を発表した。18日付で新華網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)人民解放軍海軍が空母の進(jìn)水試験を開(kāi)始した。ソ連製の中古空母?ワリャーグ號(hào)を中國(guó)海軍が試験訓(xùn)練用に改造したものだ。今回の試験航行は中國(guó)の遠(yuǎn)洋機(jī)動(dòng)力の構(gòu)築を裏付けるものとなり、中國(guó)に対して懐疑的だった多くの米國(guó)軍事防衛(wèi)アナリストを震撼させた。

上海交通大學(xué)國(guó)家戦略研究センターの専門(mén)家は「空母は、これまで潛水艦と戦艦のみに頼っていた中國(guó)の戦闘構(gòu)造モデルを変える」という。仮にこの空母がなくても、中國(guó)海軍は潛水艦60艘、駆逐艦25艘、小型護(hù)衛(wèi)艦45艘を裝備し、その規(guī)模ですでに米國(guó)に次いで世界第2位になっている。これまで中國(guó)に足りなかったのは、沿海を出る輸送能力だった。

中國(guó)海軍の臺(tái)頭は周辺地域、特に東南アジア諸國(guó)に緊張をもたらす。米國(guó)海軍兵學(xué)校の教授は「中國(guó)が空母を使って南シナ海で能力を試そうとするなら、東南アジアの弱小國(guó)に確かな対抗手段はない。日本の戦略家は、日本が潛水艇で中國(guó)の空母に余裕で対抗できるといっている」と分析する。拡大し続ける中國(guó)の脅威に対抗するため、ベトナムもロシアから6艘のキロ級(jí)潛水艦を購(gòu)入している。

臺(tái)灣で衝突が発生した場(chǎng)合、中國(guó)は空母を発動(dòng)するかもしれない。中國(guó)が保有する約400機(jī)の戦闘機(jī)は臺(tái)灣海峽を越える攻撃力を持っているが、臺(tái)灣東部に達(dá)する能力はない。しかし、中國(guó)東部沿岸に空母を配置すれば、中國(guó)は米國(guó)海軍による臺(tái)灣支援を阻止することが可能だ。一方で、米シンクタンク?プロジェクト2049計(jì)畫(huà)研究所の中國(guó)問(wèn)題アナリストであるロジャー?クリフ氏は、「ワリャーグ號(hào)の搭載能力では攻撃力に限界がある。臺(tái)灣を想定すると地上に対して相當(dāng)量の攻撃が必要で、空母はさほど重要とはいえない。空母は米軍の魅力的な標(biāo)的になる。中國(guó)海軍は彼らの攻撃を避け、空母を戦闘區(qū)域から港灣內(nèi)へ避難させるだろう」と分析している。（翻訳?編集/渡邊英子）