2011年10月19日、丹羽宇一郎駐中國大使が北京の清華大學(xué)で講演を行い、未來の日中関係や中國経済、中國への期待などについて述べた。環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

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丹羽大使は日中関係について、「そのきずなは夫婦関係にも勝る」と表現(xiàn)する。両國が仲良くすれば雙方にメリットがあるが、仲違いをすれば雙方が傷を負(fù)うというもの。大使は「來年は1972年の國交正?；椁沥绀Δ?0年を迎える」と友好関係を強(qiáng)調(diào)する一方で、中國に対し、「軍隊(duì)のコントロール」と「軍事面の透明度を上げること」を注文した。

中國経済については、今は日本でいえばちょうど経済が急成長した1955年?1973年に相當(dāng)するとしたが、「その発展モデルはどの國もまねできない。歐米も日本も発展までの道のりは中國とは異なる」と強(qiáng)調(diào)。日本は労働者の學(xué)歴や質(zhì)が高く、內(nèi)需の拡大が経済発展を牽引したが、中國は投資に頼る部分が大きいと指摘した。

講演終了後、質(zhì)疑応答が行われた。日中両國に橫たわる「誤解」について質(zhì)問されると、「90％以上の中國人が日本に行ったことがないし、日本人を見たこともない。特に農(nóng)村部の人は、日本人はテレビに出てくる軍國主義分子だといまだに思っている」と指摘、両國メディアに中國と日本の真の姿を伝えるよう求めた。

講演?質(zhì)疑応答は予定の時(shí)間を30分オーバーして終了した。參加した中國の若者は「想像していたよりずっと良かった。日本の高官は偉ぶらず、親しみやすいと思った」と話していた。（翻訳?編集/NN）