2011年10月19日、米CNN（電子版）は「中國(guó)、拒んでいたミスコンを受けいれる」と題した記事を掲載し、かつて嫌悪していた美人コンテストが中國(guó)全土で盛んに開(kāi)催されていると指摘した。22日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

1993年、全世界で18億人の視聴者が見(jiàn)守る「ミス?ワールド決勝大會(huì)」が開(kāi)催されている一方で、中國(guó)の新聞の一面には「北京大學(xué)の女子學(xué)生、美人コンテストを拒否する」とのタイトルが躍った。海外の美人コンテストを痛烈に批判する同記事は読者の広い支持を獲得したが、20年後の中國(guó)ではビキニ姿で人前に立つ「不健康な風(fēng)潮」など、どこ吹く風(fēng)。全國(guó)各地で大量の美人コンテストが開(kāi)催される國(guó)へと変貌した。

「中國(guó)はあらゆる分野で金メダルを欲しがっている。ミス?ワールドやミス?ユニバースでも同じだ」と話すのは香港大學(xué)現(xiàn)代中國(guó)研究プロジェクト主任のルイス教授。中華全國(guó)婦女聯(lián)合會(huì)のある幹部も「ミスコン優(yōu)勝者は才色兼?zhèn)浃闻浴工热菡J(rèn)する姿勢(shì)を見(jiàn)せている。さらに地方政府にとって美人コンテストは今や立派な「ソフトパワー」だ。有名なミスコン開(kāi)催地?海南島三亜市は観光地としても有名になった。中國(guó)政府も美人コンテスト優(yōu)勝者を文化大使に任命し、海外における中國(guó)のイメージアップに貢獻(xiàn)させている。毛沢東時(shí)代の清教徒的男女平等の観念は、熱心な競(jìng)爭(zhēng)者と日々増大するテレビ視聴者に取って代わられたようだ。（翻訳?編集/本郷）