「中國の支援あっての北朝鮮」李副首相の訪朝で強調(diào)―香港メディア

Record China    2011年10月25日(火) 13時5分

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24日、香港のフェニックスTVの解説者で華人學者でもある湯本氏が、北朝鮮が存在し得ているのは中國の手助けや犠牲があってのことだと話した。寫真は中國?遼寧省丹東市にある朝鮮戦爭記念館の抗米援朝友誼塔。

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2011年10月24日、香港の衛(wèi)星TV局?フェニックスTVによれば、専屬の解説者で華人學者でもある湯本(タン?ベン)氏が、「北朝鮮が存在し得ているのは中國の支援や犠牲があってのことだ」と話した。

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湯本氏は、朝鮮戦爭が現(xiàn)在に至るまで北朝鮮にとって重要な意味を持っていると主張した。中國が朝鮮戦爭に參戦したのは中華人民共和國が成立して間もない頃であり、中國の指導者層の中では毛沢東だけがその參戦に意欲的だったとし、仮に毛沢東が多勢の反対を押し切らずに參戦を斷念していれば、北朝鮮は存在し得なかっただろうと指摘。北朝鮮は中國に対してこの上なく感謝すべきだと、中國による援助を未來永劫にわたって記憶に留めるべきだと話した。

中國の李克強(リー?クーチアン)副首相が23日、6カ國協(xié)議再開へ向けた調(diào)整などのため北朝鮮を訪問したが、これは上記のような事実を再び強調(diào)する狙いがあると見られる。表面的には友好訪問とされているが、「中國は北東アジアの主導権を握っており、中國の支援なくしては北朝鮮は存在しえない」との點をアピールし、朝鮮半島の非核化についても促す意向があると言えよう。李副首相は現(xiàn)地大學生らとの交流の際、「中國語の勉強だけでなく、中朝の歴史も學びなさい」と話したことの背景には、こうした考えがあってのことだという。

また、李副首相は、北朝鮮に続いて25日からは韓國を歴訪するかたちとなる。この2カ國を個別にではなく、連続して訪問することの意味にも各方面が注目している。これは、中國が朝鮮半島全體を一體化した経済構(gòu)造として見なしていることの表れであり、それが中國をはじめとする6カ國の利益につながると認識しているとの見解を湯本氏は示した。(翻訳?編集/岡田)

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