2011年10月24日、多くの途上國(guó)が農(nóng)業(yè)を犠牲にし、工業(yè)化によって発展を目指す中で、かつての農(nóng)産物の輸出國(guó)が輸入國(guó)へと変わるなど、農(nóng)業(yè)が大きく衰退しているケースが見(jiàn)られる?！白畲螭伟k展途上國(guó)”である中國(guó)でも同様に農(nóng)業(yè)が荒廃しつつあり、このままでは近い將來(lái)にも食糧不足に陥り、社會(huì)の安定を失う可能性さえあるという。中國(guó)経営報(bào)が報(bào)じた。以下はその要約。

【その他の寫(xiě)真】

かつてインドやフィリピンは、農(nóng)産物の輸出大國(guó)であった。しかし、現(xiàn)在は輸入國(guó)へと“転落”してしまっている。原因は、農(nóng)業(yè)を犠牲に工業(yè)化を図ることによって発展を進(jìn)めてきたことにある。

中國(guó)では、農(nóng)業(yè)に前途を見(jiàn)出せない若い世代がどんどん都市部へ流入し、いまや農(nóng)村は老人や病人?弱者の留守の地とさえなってしまっている。農(nóng)業(yè)が廃れてきたのは、工業(yè)化を進(jìn)める一方で、政府が産業(yè)としての農(nóng)業(yè)を十分に重視せず、政策上の“犠牲者”としてきたことも原因の1つである。何を作っても、何を育てても大した収入にはならないことが農(nóng)民の積極性を奪い、農(nóng)業(yè)に壊滅的な打撃を與えてきた。

どんな國(guó)においても、農(nóng)業(yè)の経済的な波及効果は第2次、第3次産業(yè)よりも劣るため、農(nóng)業(yè)は脆弱な産業(yè)に屬すると認(rèn)識(shí)されている。しかしそれ故に、その國(guó)が長(zhǎng)期的な展望を持っているのかどうかが、農(nóng)業(yè)に対する取り組み姿勢(shì)によって判斷できる。人口10億人以上のこの大國(guó)で、農(nóng)地が荒れ、誰(shuí)も農(nóng)業(yè)に就かなければ、將來(lái)の食糧不足が社會(huì)の安定を失わせる大きな火種となる可能性さえある。

世界最大の農(nóng)業(yè)國(guó)はどの國(guó)か？答えは、後進(jìn)國(guó)や途上國(guó)でなく、しかも伝統(tǒng)的な農(nóng)業(yè)國(guó)であるインドや中國(guó)でもない。世界で最も発展している工業(yè)國(guó)家?米國(guó)である。米國(guó)の食糧輸出量は毎年世界の35％前後を占めており、その中でも小麥は60％を占めるに至っている。また、世界第2の農(nóng)業(yè)國(guó)も発展途上國(guó)ではなく、先進(jìn)國(guó)のオーストラリアである。

米國(guó)の農(nóng)業(yè)人口は全人口の約2％、600萬(wàn)人に過(guò)ぎず、中國(guó)の農(nóng)業(yè)人口の1％未満しかいない。しかも、米國(guó)では農(nóng)業(yè)に対し年間150億ドル以上の助成金を支給しており、農(nóng)民の収入や総生産高など、中國(guó)の農(nóng)業(yè)と差は著しい。

長(zhǎng)期的な展望を持つ國(guó)家であるためには、一貫して継続することだけでなく、犠牲を払うことも必要である。中國(guó)農(nóng)業(yè)の現(xiàn)代化?改革が出來(lái)るかどうか、中國(guó)にとっては大きな試練となるだろう。（翻訳?編集/HA）