2011年10月26日、中國?揚(yáng)子晩報(bào)によれば、中國とロシアが対戦した少年サッカーの友好試合で、中國が2試合とも慘敗したことが大きな反響を呼んでいる。まずは數(shù)日前、北京地壇小學(xué)校のサッカーチームが0対15でロシア少年チームに敗北したニュースが、中國版ツイッターで大きな反響を呼んだ。これを挽回しようと、北京の小學(xué)校でトップチームとされる南湖東園小學(xué)校が同じロシアチームとの“リベンジ”に挑むも、3対7でまたも負(fù)けてしまった。

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中國側(cè)は年齢も身長も相手チームより優(yōu)位だったが、技術(shù)や體力面で負(fù)けており、20分も走ると息切れしていたという體力のなさが暴露された。これが、中國版ツイッターで大きな反響を呼んだ。前中國代表で2002年のW杯にも出場経験があり、“アジア屈指のフォワード”と呼ばれた●海東（ハオ?ハイドン、●は赤におおざと）選手の息子もこのトップチームに參加していた。彼も中國版ツイッターで「子供たちは中國サッカーの將來を擔(dān)っている。子供たちが悪いのではない、我々大人がどうすればよいのかだ。罵りや愚癡ばかりでなく、我々が何をしてきたのかを省みよう」との文面を投稿。いまどきの中國の子供は肥満児かメガネっ子ばかり。甘やかされて自立心もなく、親孝行を知らず、求められるのは學(xué)業(yè)の成績ばかり。健康な肉體と人格が育っていないと、苦言を呈した。

中國の教育部と體育総局は2009年、學(xué)校內(nèi)サッカーチームリーグを設(shè)立した。南京市はモデル都市の1つ。小學(xué)校30校、中學(xué)校16校がリーグに參加している。だが、実際に長期的な活動(dòng)を続けているのは一部だ。才能があり、家族の応援も得られる子供を強(qiáng)化選手として育成しているところもある。だが、高學(xué)年に入ると家族の協(xié)力はなかなか得られず、卒業(yè)まで続けるのは全體の10％しかいないという。南京市でも経費(fèi)や越境特待生の優(yōu)遇制度、學(xué)校間交流などで支援しているが、制度上の保障は足りず、継続は難しいという聲も聞かれる。 一度の試合には數(shù)千元がかかり、學(xué)校と父兄で折半するが、學(xué)校には特別な手當(dāng)てはない。

父兄で子供の健康を願(yuàn)わないものはいないが、けがも心配だ。過保護(hù)が子供たちのスポーツ參加の障礙になっている。特にサッカーのような激しい種目は學(xué)校も二の足を踏む。父兄は安全を第一に考え、子供の健康を運(yùn)動(dòng)よりも食で補(bǔ)おうとする人が多い。萬一、スポーツで傷害事故が起これば父兄は學(xué)校に責(zé)任を追及する。高學(xué)年になれば、放課後の宿題だけでも夜10時(shí)過ぎまでかかるというのに、運(yùn)動(dòng)は無理だというのが現(xiàn)実だ。だが、今回の小學(xué)生サッカーチームの慘敗騒動(dòng)が問いかけた小學(xué)生の體力低下問題は深刻だ。（翻訳?編集/渡邊英子）