2011年10月26日、浙江省臺州市の路上で、ボルボ車が鉄筋を満載した三輪バイクに衝突し、バイクの積載していた鉄筋100本あまりがすべて突き刺さるという慘事に遭遇した。銭江晩報の報道。

【その他の寫真】

このボルボ車を運転していたのは24歳の楊(ヤン)さん。友人から車を借りて市街地に出かける途中だったが、行く先に警官が検問をしている姿を発見。この車にはナンバープレートがついていなかったため、楊さんは慌ててUターンをして引き返した。その際、反対車線を逆走したためにタクシーと正面衝突。時速60km超で走っていたボルボはそれでも止まらず、今度は三輪バイクに衝突。バイクの荷臺に積んであった鉄筋100本あまりが車體に突き刺さった。

楊さんの反射神経は非常に鋭かった。三輪バイクに衝突した瞬間に上半身を助手席に向かって倒し、フロントガラスを突き破ってきた鉄筋を間一髪でよけた。鉄筋は頬をギリギリでかすっていったという。車內(nèi)は突き刺さった鉄筋で身動きすら取れない狀態(tài)。ドアを開けることもままならないほどだった。わずかな隙間を縫って車外に脫出した楊さんはすぐに病院に運ばれたが、幸いにも軽癥で済んだという。(翻訳?編集/愛玉)