2011年10月27日、米中央情報(bào)局（CIA）の年次刊行物「ザ?ワールド?ファクトブック」発表の世界各國(guó)の出生率の比較を基に、若者の生活苦と不動(dòng)産価格高騰が中國(guó)の出生率低下を招くと北京大學(xué)教授が分析した。フィナンシャル?タイムズ中國(guó)語版が伝えた。

【その他の寫真】

最低出生率の國(guó)（地域）はどこも華人居住區(qū)だ。中國(guó)本土（1．22）、シンガポール（1．09）、香港（0．97）、マカオ（0．91）、臺(tái)灣（0．90）と続く。カッコ內(nèi)の數(shù)字は特殊合計(jì)出生率で1人の女性が一生で産む子供の平均數(shù)。世界の特殊合計(jì)出生率は2．5で経済協(xié)力開発機(jī)構(gòu)（OECD）加盟國(guó)は平均1．7。人口を維持できる特殊合計(jì)出生率である人口置換水準(zhǔn)は2．1。中國(guó)の出生率は世界平均よりずっと低く、人口置換水準(zhǔn)を下回り、先進(jìn)國(guó)の平均値よりも低い。米國(guó)はやや高く2．05、フランスも1．89、東歐、舊ソ連の代表的な國(guó)は1．2から1．4の間。東アジアの隣國(guó)の出生率はきわめて低く、韓國(guó)は1．22、日本は1．27だ。東アジアの出生率が低いというなぞも浮かぶ。

原因として、子供の質(zhì)を重視することや、女性の教育水準(zhǔn)や就職率、給與水準(zhǔn)が上がり出産のコストが上がったことがあるだろう。だが、どれも東アジアでの低出生率のなぞを解き明かすものではない。米國(guó)の研究で不動(dòng)産が10％値上がると出生率は1％下がるというデータがあった。2005年から中國(guó)の不動(dòng)産は4倍になっているが、出生率は30％下がっている。やはりこの計(jì)算は合わない。

出産?育児は若い世代の重要なイベントだ。出生率の低下は、不動(dòng)産価格の上昇だけではなく、さまざまな要素による複合的な影響によるものだろう。若い世代には多くの負(fù)擔(dān)がかかっている。學(xué)校に入るのも、仕事を探すのも難しい。仕事が見つかっても結(jié)婚はまた難しい。子供を産み育てるには金がかかる。そこに住宅購(gòu)入とくれば、ほとんど一生分の給與が費(fèi)やされ、子供を持つのは遅くなり、子供の數(shù)も自然と少なくなり、子供を持たないこともありうる。これはその國(guó)の若者の生活の大変さを物語っている數(shù)値といえまいか。（翻訳?編集/渡邊英子）