2011年10月28日、中國(guó)紙?人民日?qǐng)?bào)は、中國(guó)で次々と開催されるスポーツ大會(huì)について、資金や資源の浪費(fèi)など4つの大きな問(wèn)題があると指摘した。

【その他の寫真】

08年の北京五輪の成功後、中國(guó)各地で開催されるスポーツ大會(huì)の數(shù)が急増した。定期的に開催される総合大型スポーツ大會(huì)だけでもすでに10件を超えている。これに國(guó)內(nèi)のスポーツ大會(huì)を加えれば、毎月どこかの都市で1?2件が開催されていることになる。10年に広州で開催されたアジア競(jìng)技大會(huì)や11年に深センで開催されたユニバーシアードなど、國(guó)際的なスポーツ大會(huì)が中國(guó)で開催されるケースも大幅に増加している。

スポーツ大會(huì)が中國(guó)で次々と開催される原因には、大型スポーツ大會(huì)の持つ総合的な価値とその波及効果が開催する地方政府を魅了していることが挙げられる。また、経済力や知名度など、総合的な國(guó)力の上昇によって、地方政府が大會(huì)を開催出來(lái)るだけの條件を備えたこともある。

しかし、現(xiàn)在のスポーツ大會(huì)開催ブームには大きな問(wèn)題が4つある。

1つ目は「規(guī)模が拡大し過(guò)ぎ、開催コストが巨大になりすぎていること」。1回の大會(huì)に數(shù)十億から數(shù)百億元（數(shù)百億?數(shù)千億円）投じることも珍しくないが、必要のない“水増し部分”に使われているケースも多い。

「著しい資源の浪費(fèi)、再利用できない施設(shè)」も大きな問(wèn)題である。大規(guī)模な大會(huì)には、大規(guī)模な施設(shè)や設(shè)備の建設(shè)が必要となる。大會(huì)終了後は市民のための総合スポーツ施設(shè)として活用するという計(jì)畫も、実際には再利用の方法がなく、大部分が放置され、巨額の維持費(fèi)だけが浪費(fèi)され続けている。

「インチキの橫行」も見逃せない問(wèn)題である。大會(huì)の成功は地方政府の評(píng)価につながり、また、選手は賞金につられて參加するため、インチキが跡を絶たない。八百長(zhǎng)試合や年齢?身分のごまかし、興奮剤の使用、審判の買収など、ありとあらゆるインチキが見られる。

最後は「どの大會(huì)も似たり寄ったりで、観客は見飽きている」。スポーツ種目が異なる以外、盛大な開會(huì)式に始まり、大型のマスゲーム、有名歌手の歌唱など、運(yùn)営方式がどの大會(huì)もほとんど同じで魅力が感じられない。

こんなに多くの大會(huì)が必要なのか？大會(huì)をスポーツの原點(diǎn)に戻すにはどうすべきか？大會(huì)を中國(guó)のスポーツ事業(yè)や経済?社會(huì)の発展に活かすにはどうすればよいか？今まさに、中國(guó)のスポーツ界に変革が求められている。（翻訳?編集/HA）