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28日、中國福建省泉州市の小學校で行われた選挙で、立候補した児童は自分でポスターや名刺を作成。しかし実際は親の負擔で作成され、その金額もエスカレートするばかりだ。寫真は同省の小學校。
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2011年10月28日、中國國営ラジオ局?中央人民広播電臺のニュースホットラインに寄せられた複數(shù)のリスナーからの情報によると、福建省泉州市の小學校で児童の保護者を巻き込んだ、行き過ぎともいえる大がかりな委員選挙活動が行われているという。中國広播網(wǎng)が伝えた。
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福建省泉州市鯉城區(qū)の通政小學校では、3週間前から國家少年組織?先鋒隊大隊委員を選ぶ選挙活動が行われている。委員に立候補した児童に対し、學校側は選挙活動として校內(nèi)放送や運動場での演説、自分で作成したポスターやビラ、名刺の配布を要求。しかし大量の枚數(shù)が必要な名刺やビラの印刷が児童1人の力でできるはずもなく、結局は保護者の負擔に。経済的にゆとりのある保護者は選挙ポスターや名刺を広告會社に依頼して作成している。これを配布する際にはアメも一緒に渡すことも。
「子供の選挙活動が保護者の経済狀態(tài)に左右されるなんておかしい」「アメを配るなんて賄賂と一緒だ」「腐敗した社會の風潮が小學校にまで浸透している」という保護者からの非難の聲に対し、學校側は「広告會社へのポスター作成依頼やアメの配布は保護者が考え出したもの。本來の目的は子供の自主性を伸ばすことだった」と反論。しかし著名な教育學者で21世紀教育研究院の熊丙奇(シオン?ビンチー)副院長は「子供の選挙活動に親が出てきた時點ですでに正常な選挙活動とは言えない。こうした選挙は子供の健全な社會性の発展を阻害する」と批判している。(翻訳?編集/本郷)
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