2011年11月03日、英紙デイリー?テレグラフが中國の地下鉄計(jì)畫について報(bào)じた。これによると、28カ所の都市に総額1兆元（約12兆円）をかけて世界最大の地下鉄網(wǎng)を張り巡らせる計(jì)畫だ。4日付環(huán)球網(wǎng)が報(bào)じた。

【その他の寫真】

當(dāng)面の建設(shè)計(jì)畫によると、中國は向こう10年間で250路線の地下鉄環(huán)狀線を建設(shè)する予定。中國には既に12の都市に地下鉄があり、上海はわずか15年間でロンドンよりも大きな地下鉄網(wǎng)を建設(shè)した。太原市、ウルムチ市、石家荘市等の中規(guī)模都市においても地下鉄建設(shè)は都市発展の重要なシンボルとなっているが、巨額を投じて建設(shè)する必要があるのかと市民の多くは疑問視している。

専門家は、現(xiàn)在、広範(fàn)囲の地下鉄が必要でなくても、中國の交通問題は數(shù)年後には大きな問題となるだろうと解説する。同済大學(xué)の謝偉達(dá)（シエ?ウェイダー）教授は「たとえ小都市であっても交通渋滯問題はすでに起きており、この問題を解決するために地下鉄は良い方法だ」とし、さらに「地方政府にとって地下鉄建設(shè)は都市のイメージアップのためだけではなく、現(xiàn)実の必要性にも即している。計(jì)畫當(dāng)初は、道路交通量がどれほどになるか、どれほど多くの人が都市で生活するようになるか、予測していなかった」と述べている。（翻訳?編集/中原）