2011年11月7日、自動車部品製造大手の獨コンチネンタルAGと吉利汽車はこのほど、戦略的パートナーシップを結んだと発表した。コンチネンタルAGが製造したESC(橫滑り防止裝置)を吉利汽車の新型「帝豪EC7」に採用する。中國の各メディアが伝えた。

新型「帝豪EC7」は歐州標準を採用した高性能ミドルセダンで、C-NCAPで5つ星の評価を受けた高い安全性能を持つ。ESCシステムはシャシー性能を左右する重要な部品の一つで、不安定な走行時に電子制御で適切にブレーキをかけ車両の安定性を保つ働きを行う。

コンチネンタルAG電子制御システム部門の中國エリア責任者は、中國で「交通事故ゼロ、死傷者ゼロ」の道路交通システムを確立するため、先進的な自動車安全技術の普及に注力したいと述べ、今後も中國市場を重視する姿勢を明らかにした。（翻訳?編集/JX）