2011年11月7日、中國(guó)?上海で女子中高生の「援助交際グループ」が摘発されたことを受け、詩(shī)人で評(píng)論家の夏余才（シア?ユーツァイ）氏が「上海女子中高生の集団売春は誰(shuí)の悲哀？」と題した記事を中國(guó)のブログサイト?網(wǎng)易博客に掲載した。以下はその內(nèi)容。

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上海で摘発された援助交際グループは20人以上におよび、14歳未満の子どもも2人含まれていたそうだ。なぜ、このような事件が起きてしまったのか？やはり試験中心の詰め込み教育ばかりで、道徳教育をなおざりにしてきたツケが回って來(lái)ているのではないだろうか。それに殘念なのは彼女たちの親や教師が気付かなかったことだ。心の闇に寄り添う大人が1人でもいれば、彼女たちも體を売ったりはしなかっただろう。

點(diǎn)數(shù)主義の教育はテストの成績(jī)がすべてだ。點(diǎn)數(shù)の高さが人間の価値を決め、成績(jī)が良い者は英雄となる一方で、成績(jī)の悪い者は蔑まれるという風(fēng)潮が生まれる。彼女たちの大半は中學(xué)卒業(yè)後、「中等専門學(xué)?！埂嘎殬I(yè)高?！埂讣脊W(xué)校」に進(jìn)學(xué)していた。普通高校の生徒と比べ、「一等低い人間」扱いされている子たちだ。こうした不當(dāng)な差別が彼女たちの心を傷つけ、人としての尊厳や自信を奪っていったのだろう。

成績(jī)で認(rèn)められないなら、他で探すしかない。金と欲にまみれた社會(huì)で彼女たちが見(jiàn)つけ出したのが「援助交際」だった。體を売れば金が手に入る。金がたくさんあれば、他人から一目置かれる存在になる。生まれつき悪い子はいないのだ。成績(jī)だけで差別する教育現(xiàn)場(chǎng)、拝金主義がはびこる社會(huì)。こうした土壌や環(huán)境がなければ、今回の集団売春事件も起きなかったと筆者は考える。（翻訳?編集/NN）