2011年11月8日、香港出身の政治學(xué)者、林泉忠（りん?せんちゅう）氏は「『中國(guó)の沖縄上陸』を阻止、日本史上最大の軍事演習(xí)の目的とは」と題した記事を中國(guó)のブログサイト?鳳凰博報(bào)に発表した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

九州で行われる大規(guī)模演習(xí)を控え、昨日の午後、北海道の東千歳駐屯地から陸上自衛(wèi)隊(duì)の戦車や裝甲車など合わせて52両が苫小牧西港からフェリーで大分に向かった。この中國(guó)の侵攻を想定した演習(xí)は今月10日から22日まで。海上自衛(wèi)隊(duì)も12、13日に韓國(guó)海軍と合同演習(xí)を?qū)g施。雙方で約1000人の兵士が參加する。こちらも中國(guó)を仮想敵國(guó)としたものだ。

今回の大規(guī)模演習(xí)には4つの特徴がある。今後の日中戦略や東アジア地域の安全問(wèn)題に與える影響は大きい。まず1つ目は、大規(guī)模演習(xí)は明らかに「中國(guó)の侵攻」に備えたものであること。昨年改訂した防衛(wèi)大綱ではっきりと中國(guó)を「最大の仮想敵國(guó)」としてから、初めての大型演習(xí)となる。

次に、今回初めて中國(guó)軍による沖縄諸島の「占領(lǐng)」が想定されたこと。その中には尖閣諸島も含まれる。沖縄は昔、琉球と呼ばれ、明?清の時(shí)代は中國(guó)の屬國(guó)だった。日本はかつての沖縄の宗主國(guó)が臺(tái)頭し、當(dāng)時(shí)の屬國(guó)を虎視眈々と狙っているのではないかと心配している。

3つ目は日本史上最大規(guī)模の軍事演習(xí)であること。參加人數(shù)は約5400人、戦車は1500両、戦闘機(jī)は300機(jī)に上る。これに參加するため、北海道からわざわざ3000キロ離れた大分まで90式戦車や89式裝甲車が移動(dòng)した。最後に日本メディアが詳しく報(bào)じないこと。報(bào)道規(guī)制を行わない日本では珍しい。防衛(wèi)省の意図を汲み、主流メディアも「お國(guó)のため」と自主的に協(xié)力しているのだろう。

中國(guó)は1990年代から海洋戦略の調(diào)整を開(kāi)始。國(guó)力の増大に従い、沿岸防衛(wèi)を積極的に実施するよう求める聲が高まってきた。実際、近年は尖閣諸島付近や南シナ海などにおける中國(guó)海軍の活動(dòng)が活発化しており、日本を極度に緊張させている。日中関係は軍事面において第2次大戦以來(lái)、最も緊迫した局面を迎えている。

だが、日中は東アジアの二強(qiáng)だ。経済で米國(guó)に次ぐ地位を占め、世界平和の維持に対しても回避できない責(zé)任を背負(fù)っている。両國(guó)はどうすれば戦爭(zhēng)を回避できるのか。すべては新しい時(shí)代のリーダーの知恵にかかっている。両國(guó)民にとっても、目の前に突き付けられた課題であるといえるだろう。（翻訳?編集/NN）