2018年1月18日、米華字メディア?多維新聞によると、シンガポール―マレーシア高速鉄道で激しい受注合戦が予想される日本と中國について、共同受注の可能性もあるとの聲が出ている。

シンガポールとクアラルンプール間の350キロメートルを結ぶ同高速鉄道は、車両や線路の建設業(yè)者の入札が間もなく開始する。6月に入札が締め切られ、年內に受注業(yè)者が決まる予定だ。日本、中國、韓國、歐米の企業(yè)が競爭に參加するとみられるが、最終的には日中間の爭いになるとの見方だ。

しかし、記事によると、日中両國は東南アジアの高速鉄道プロジェクトで競爭を続けており、極端なコスト圧縮や低利息の借款など悪性の競爭に陥っている。このため、日中両國からは過度の競爭をやめて協(xié)力をするべきだとの聲が出ているという。特に日本が「一帯一路」構想への支持を表明して以降、高速鉄道建設における両國の協(xié)力の可能性が高まったと伝えている。

一方で、「確かに『一帯一路』のインフラづくりにおいて、日中両國が協(xié)力する可能性や必要性はある。ただ、高速鉄道の入札で協(xié)力する可能性は低いだろう」とも。「高速鉄道への投資は莫大なリターンが見込めるうえ、東南アジア開発を重視する日中両國が他者に譲ることは考えにくい」と指摘している。

また、「日中間では技術の規(guī)格が異なっており、これも両國の協(xié)力を困難にしている」と指摘?！溉毡兢?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=新幹線'>新幹線車両は世界最高水準の動力分散方式であるほか、材料の製造、冶金技術においても中國は日本より全面的に劣っている。運営管理や緊急対応といった面でも両國には大きな差がある。そして最も重要なのは、中國は『一帯一路』実現(xiàn)に向けて自らの規(guī)格と技術で中國と東南アジアの高速鉄道ネットワークを結びたいと考えていること。そのため、規(guī)格が異なる日本の高速鉄道と『連結』するのは難しい」と論じた。（翻訳?編集/川尻）