2011年11月13日、華字紙?日本新華僑報(bào)の蔣豊（ジアン?フォン）編集長(zhǎng)は「中國(guó)人留學(xué)生が日本での就職で直面する2つの困難」と題する記事を中國(guó)のブログサイトに掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

日本の文部科學(xué)省が最近発表したデータによると、2011年春の大卒者の就職內(nèi)定率は61．6％で、前年より0．8ポイント上昇。わずかに希望の光が差し込んでいるように見(jiàn)えるが、中國(guó)人留學(xué)生にとっては依然として厳しい狀況が続いている。日本企業(yè)が続々と中國(guó)市場(chǎng)への進(jìn)出に乗り出した頃は、中國(guó)人留學(xué)生はまさに引く手あまただった。しかし経済の低迷が続く今、中國(guó)人留學(xué)生は実際に戦力として使えるまでに時(shí)間と費(fèi)用がかかりすぎるとの理由で敬遠(yuǎn)され、多くの企業(yè)が中國(guó)での現(xiàn)地採(cǎi)用に切り替えている。だからといって留學(xué)生が帰國(guó)して中國(guó)で就職するのも、また大変だ?！竿鈬?guó)帰り」というだけでもてはやされる時(shí)代は終わり、反対に「外國(guó)でうまくいかずに帰ってきた」というレッテルをはられる恐れもある。

こうした狀況が生まれる原因として日本経済の低迷があげられるが、中國(guó)側(cè)にも問(wèn)題がある。1つは「中國(guó)での大學(xué)受験に失敗したから」という理由で日本に留學(xué)する中國(guó)人が多いこと。また、一人っ子で育てられた彼らには生活能力や社交性などが乏しく、日本企業(yè)が求める人材たり得ないこと。留學(xué)生たちの親の虛栄心が彼らの中國(guó)での就職を阻んでいること。さらには、中國(guó)の國(guó)內(nèi)企業(yè)が留學(xué)生に日本での就業(yè)経験や豊富なコネクションなどの厳しい條件を求めることにある。海外の中國(guó)人留學(xué)生の就職難は、やはり中國(guó)自身が解決方法を探さねばならぬようだ。（翻訳?編集/本郷）

●蔣豊（ジアン?フォン）

25年以上にわたってメディアの仕事に攜わる。1999年創(chuàng)刊で年間発行部數(shù)324萬(wàn)部を誇る日本の中國(guó)語(yǔ)紙?日本新華僑報(bào)編集長(zhǎng)。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。