“情の國”韓國、今年も「顔のない天使」出現(xiàn)に稱賛の聲

Record China    2018年12月30日(日) 15時(shí)0分

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27日、韓國?ニュース1は、韓國南西部の全羅北道?全州で今年も「顔のない天使」が現(xiàn)れたと報(bào)じた。今年で19年目になるという。寫真は韓國ウォン。

2018年12月27日、韓國?ニュース1は、韓國南西部の全羅北道?全州で今年も「顔のない天使」が現(xiàn)れたと報(bào)じた。今年で19年目になるという。

全州市によると、40~50代とみられる男性が同日午前9時(shí)7分、市內(nèi)のある住民センターに電話をかけ「地下駐車場入口に段ボールを置いた。恵まれない人たちの助けになれば」と告げた。職員が確認(rèn)したところ、A4サイズの段ボールの中には、紙幣と硬貨計(jì)5020萬1950ウォン(約500萬円)が入った豚をかたどった貯金箱と、「少年少女家長(…さまざまな事情から親の扶養(yǎng)を受けていない子ども)の皆さん、頑張ってください。明けましておめでとうございます」と書かれた紙が入っていたという。

同男性は2000年4月に初めて「恵まれない人たちのために使ってほしい」と58萬4000ウォンを置いてから、毎年このような寄付を続けているという。名前と顔を一度も公開したことがないことから「顔のない天使」と呼ばれており、18年間の同住民センターへの寄付額は計(jì)5億5813萬8710ウォンに上る。寄付金は貧しい家庭に現(xiàn)金や現(xiàn)物で支給されたという。

市では、天使の善行をたたえるべく2009年12月に同住民センター橫に記念碑を建て、今年3月には未來遺産保存委員會(huì)の審議を経て「顔のない天使」を100年後に全州の寶物になるという趣旨の「未來遺産」に指定。先日、住民センター入り口に天使記念館を設(shè)けたという。住民らも10月4日を「天使の日」に指定し、一人暮らしのお年寄りや少年少女家長など恵まれない人たちを助けるさまざまな活動(dòng)を繰り広げているという。

キム?スンス市長は「一都市の偉大さとは建物ではなく、獻(xiàn)身や愛など高貴な精神の価値にある」とし、「顔のない天使は全州を偉大な都市にしてくれる。お金では買えない大切なもの」と話しているという。

これを受け、韓國のネット上は「天気は寒いけど心はポカポカ」「子孫代々幸せになりますように」「これはお金があるからってできることじゃない」「本當(dāng)に素晴らしい人」「大體20代から寄付を始めたのだろう。この方も寄付しただけ福をもらっているのかもしれない。ありがとう」「感動(dòng)した。どうか助けを必要としている方たちに屆きますように」など、男性への稱賛コメントであふれている。

一方で「國會(huì)議員のみなさん、見ていますか?あなた方は権力に目がくらんで爭いや利益ばかり見ていませんか。どうか胸に手を當(dāng)てて反省してください」「寄付されたお金で記念碑や記念館をつくるマネはしないでほしい」「寄付男性の言う通り、必要なところに使ってくださいね」など、指摘や警鐘を鳴らす聲も上がっている。(翻訳?編集/松村)

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