Record China 2020年11月5日(木) 10時(shí)20分
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中國メディアの新浪網(wǎng)は、日本は世界で最もマラソンが盛んな國と紹介する記事を掲載した。記事は「市民ランナー」にも注目した。寫真は2018年1月、東京都で開催された荒川ハーフマラソン。
中國メディアの新浪網(wǎng)は3日、スポーツ情報(bào)のカテゴリー「新浪體育」に、日本は世界で最もマラソンが盛んな國と紹介して、その背景を分析する記事を掲載した。
記事はまず、マラソンの競技會では日本人選手が世界一流の成績を収めていると紹介。さらに、日本では市民ランナーも優(yōu)秀だとして、2019年に開催された國民的大會での男女完走者の平均時(shí)間は4時(shí)間34分28秒であり、ケニア、エチオピア、バーレーンに次ぐ世界第4位だったと指摘した。
日本の「長距離走」の伝統(tǒng)としては、江戸時(shí)代の飛腳に注目して、江戸から京都まで家畜などを使わず、「自分の足」で走ったと説明。飛腳の伝統(tǒng)は「駅伝」につながり、日本ではさらに、1946年には福岡國際マラソンが、47年には琵琶湖マラソンが始まったと紹介した(実際には福岡國際マラソンは47年、琵琶湖マラソンは46年)。一方で、西側(cè)先進(jìn)國でもニューヨークシティマラソンが始まったのは1970年、ロンドンマラソンは81年であり、マラソンの強(qiáng)豪國が多い東アフリカでも、マラソン大會が始まったのは1980年代末頃から90年代初頭と指摘した。
記事はさらに、日本では戦後になり、敗戦で落ち込んだ國民の士気を高めるために政府が長距離走を奨勵(lì)したと論じ、1965年には世界のマラソン競技會での成績上位11人のうち10人が日本人、66年には上位17人のうち15人までが日本人だったと紹介した。
記事はまた、箱根駅伝にも注目。ファンの多さでは野球の甲子園大會や高校サッカー選手権に匹敵すると紹介。箱根駅伝は毎年1月2日から3日にかけて開催され、日本人がテレビ中継を楽しみにする狀況は、中國の庶民が年越し番組である春節(jié)聯(lián)歓晩會を見逃すことが出來ないのと同じと論じた。
日本の長距離走を支える大きな存在としては、実業(yè)団と呼ばれて活動する企業(yè)チームを取り上げた。選手は正式の従業(yè)員として、安定した給與と福利厚生を保障され、選手として引退しても別の職務(wù)を與えられるので、「生涯、食べるには困らない」ようになると紹介。さらに日本実業(yè)団陸上競技連合はマラソンの記録を更新した選手に1億円の賞金を授與することにも觸れた。
記事は、日本には実業(yè)団チームに所屬する「プロ」の職業(yè)長距離走選手が、少なく見積もっても1200人程度は存在すると指摘。収入が安定し、快適な生活とトレーニングの環(huán)境があり、社會的にも尊敬され、賞金もあり引退後の生活も保障されている以上、選手は競技に専念してよい成績を出すことになると論じた。
國際舞臺における日本人選手の成績としては、ケニアやエチオピア人選手の方が勝るが、日本人選手も軽視できない勢力と主張。日本のマラソンには歴史や文化の背景がある上に、國民全體のすそ野が広く、マラソン選手を羨望する社會の雰囲気があることで、日本のマラソンは力強(qiáng)く発展してきたと論評した。
文章はさらに「大和民族の天性である苦しさを耐え忍んで努力する性格により、日本人選手の訓(xùn)練の質(zhì)と量はどの國の選手にも引けを取らない」として、「より一層の科學(xué)的な練習(xí)方法を獲得すれば、成績をさらに向上させることも不可能ではない」と主張した。(翻訳?編集/如月隼人)
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