アジア解放という大志を抱き、中國(guó)の辛亥革命（1911年）を支えた日本の革命家、宮崎滔天（1871?1922年）の意志を汲む、民間の日中交流の集まり「滔天會(huì)」の文化講演會(huì)が2月15日（木）午後、東京?池袋の豊島區(qū)生活産業(yè)プラザで開(kāi)催されます。

【その他の寫真】

今回の文化講演會(huì)は、在上海日本國(guó)総領(lǐng)事館片山和之総領(lǐng)事をお迎えし、「上海と日本人外交官―上海からみた日中関係の現(xiàn)狀報(bào)告」をテーマにご講演いただきます。片山総領(lǐng)事は、戦前期上海の日本人外交官の記録『対中外交の蹉跌（さてつ）―上海と日本人外交官』をこのほど、日本僑報(bào)社より刊行。同書は、読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞など日本の全國(guó)紙5紙と東京新聞の書評(píng)欄などで紹介されました。

戦前期上海は、総領(lǐng)事館とともに公使館?大使館事務(wù)所が設(shè)置され、日本の対中外交上の一大拠點(diǎn)であった。當(dāng)時(shí)の文官エリートであった日本人外交官は、なぜ中國(guó)との関係を外交的にマネージすることができず、陸軍に代表される武官エリートに翻弄され、あるいは時(shí)として同調(diào)することによって、明治の開(kāi)國(guó)以來(lái)、近代日本が血と汗をもって営々と築き上げて來(lái)た遺産を崩壊させてしまったのか。上海で活躍した代表的な外交官の足跡を辿ることにより、彼らが果たした役割と限界、そして対中外交の蹉跌の背景と、現(xiàn)代の日中関係に通じる教訓(xùn)と視座を提示していただきます。

■滔天會(huì)文化講演會(huì)■

日時(shí)：2018年2月15日（木）午後2?4時(shí)（1時(shí)半?受付）

會(huì)場(chǎng)：豊島區(qū)生活産業(yè)プラザ（〒170?0013豊島區(qū)東池袋1丁目20?15）

演題：「上海と日本人外交官―上海からみた日中関係の現(xiàn)狀報(bào)告」

講師：片山和之氏 （在上海総領(lǐng)事、『対中外交の蹉跌』著者）

司會(huì)：段躍中（日本僑報(bào)社?日中交流研究所）

會(huì)費(fèi)：一人1000円（當(dāng)日?茶菓子代）

定員：50人

●講師略歴：片山 和之（かたやま かずゆき）

1960年、広島県福山市生まれ。1983年、京都大學(xué)法學(xué)部を卒業(yè)し、外務(wù)省入省。北京大學(xué)、スタンフォード大學(xué)に留學(xué)し、1987年、ハーバード大學(xué)大學(xué)院修士號(hào)取得（MA地域研究）、2011年、マラヤ大學(xué)大學(xué)院博士號(hào)取得（PhD國(guó)際関係論）。外務(wù)省アジア局中國(guó)課首席事務(wù)官、在中國(guó)日本國(guó)大使館公使（経済部長(zhǎng)）、在デトロイト日本國(guó)総領(lǐng)事などを経て、2015年、在上海日本國(guó)総領(lǐng)事。主な著書は『対中外交の蹉跌―上海と日本人外交官』など。