2011年11月16日、中國版ノーベル平和賞「孔子平和賞」を受賞したロシアのプーチン首相がノーコメントを貫いている。米ボイス?オブ?アメリカの中國語版ウェブサイトが伝えた。

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昨年、中國の民主活動(dòng)家?劉暁波（リウ?シアオボー）氏がノーベル平和賞を受賞したことに対抗し、中國が獨(dú)自に設(shè)立した「孔子平和賞」。中國文化部の下部組織が主催し、臺(tái)灣の連戦（リエン?ジャン）元副総統(tǒng)が初代受賞者に。第2回の主催は香港の団體に引き継がれ、ドイツのメルケル首相や南アフリカのズマ大統(tǒng)領(lǐng)ら7人のそうそうたる候補(bǔ)者を抑え、プーチン首相の受賞が決定したことが15日、発表された。12月9日に授賞式が行われるという。

だが、これに対するロシア側(cè)の反応は冷ややかだ。プーチン首相は全くのノーコメント。ロシアメディアもほとんど報(bào)じていない。同首相が黨首を務(wù)める「統(tǒng)一ロシア」はウェブサイトで「一文の価値もない」とバッサリ?！袱铯堡畏证椁胜ば·丹寿pが厚かましくも何とかしてプーチン首相にすり寄ろうとしている」とするロシア著名記者の評(píng)論を掲載し、遠(yuǎn)まわしに「迷惑だ」と言っている。

一方、ロシアの人権団體は「中國自身が人権をひどく踏みにじっている。プーチンも同じ。そんな國から『平和賞』をもらうとはお似合いだ。この賞の國際的な価値をさらに貶めるだけ」と笑い飛ばした。同首相は7月に「民主化に貢獻(xiàn)した政治家」としてドイツの民間団體から表彰されたが、內(nèi)外からの激しい批判を受け取り止めになるという事件も起きている。

あとは首相本人が授賞式に出席するかどうかだが、同団體は「出席すれば余計(jì)に滑稽さが増すだけ。普通なら何とかして回避するがどう応えるかは本人にしか分からない」。また、別の政治評(píng)論家は「首相はとても困っているだろう。戦略的協(xié)力パートナーの中國との友情も大事にしなければならないが、いくらなんでも體裁が悪すぎる」と同情している。（翻訳?編集/NN）