人民網(wǎng)日本語版 2018年1月23日(火) 23時(shí)0分
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毎年11月から翌年4月までは、ニホンウナギの稚魚?シラスウナギの漁のシーズンとなる。ところが、今年は深刻な不漁に陥っており、漁獲量は過去最少。取引価格が高騰し、ウナギ料理が多くの人にとって手の出ない高級(jí)料理となってしまう可能性もある。
日本人はウナギが大好きで、毎年11月から翌年4月までは、ニホンウナギの稚魚?シラスウナギの漁のシーズンとなる。ところが、今年はシラスウナギが深刻な不漁に陥っており、漁獲量は過去最少となっている。それにより、取引価格が高騰し、ウナギ料理が多くの人にとって手の出ない高級(jí)料理となってしまう可能性もある。
日本で比較的早くシラスウナギ漁が始まる鹿児島県によると、漁が解禁された昨年12月10日からの15日間の漁獲量はわずか0.5キロ。宮崎や靜岡なども不漁に陥っており、関係者によるとやはり前期の1%程度でしかない。水産庁によると、2016年は11、12月の2カ月間で約6トンのシラスウナギが國內(nèi)の養(yǎng)殖池に入れられたが、今期はまだゼロ。シラスウナギの投入が遅れているため、ウナギが不足する狀況は避けられそうにない。
東京都目黒區(qū)にあるうなぎ専門店?八ツ目や にしむらは2月から15%値上げする。店主の松本清さんは、「全くなくなるということはないかと思いますが、100匹注文しても、40匹しかないみたいなことが起こるのではないかと。仕入れ値が上がることより、ウナギがあるかの方が問題」と危機(jī)感を募らせている。
人工養(yǎng)殖ができず、高価なシラスウナギは、「白いダイヤ」とも呼ばれる。不漁だった2013年度は、5.2トンと集計(jì)開始以來の最低となり、1キロ當(dāng)たり248萬円だったものの、ここ數(shù)年は天候がよく、捕獲量が回復(fù)し、取引価格も1キロ當(dāng)たり109萬円ほどで落ち著いていた。ところが、今年は前代未聞の大不漁で、その価格は當(dāng)然高騰した。ウナギの値段が上がるのも必至で、「高級(jí)料理」になってしまうのではという多くの人の不安が現(xiàn)実となってしまいそうだ。
日本のウナギの年間消費(fèi)量は6萬トン以上で、うち6割以上が中國産だ。シラスウナギの不漁により、日本市場の中國産ウナギへの依存が一層高まりそうだ。近年、海水の溫度や海流の変化の影響を受けて、ニホンウナギは激減しており、絶滅危懼種となっている。日本はこれまで、ニホンウナギ稚魚の亂獲防止を何度も呼びかけ、來年のワシントン條約會(huì)議ではニホンウナギの國際取引を制限するよう求める予定だ。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN)
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