2011年11月17日、中國(guó)甘粛省慶陽(yáng)市正寧県で16日に定員オーバーの幼稚園バスがトラックと衝突し、園児19人を含む21人が犠牲になった事故を受け、福建省のニュースサイト?東南網(wǎng)が中國(guó)?日本?米國(guó)のスクールバスの違いを比較した。

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事故を起こした幼稚園バスは定員9人のワゴン車に60人以上が押し込まれた狀態(tài)だったという。安全管理のずさんさがこれほど多くの小さな命を奪ったと言ってもよい。対して、日本や米國(guó)ではスクールバスに対する安全管理はかなり徹底したものだ。

まずは日本。送迎バスの利用は幼稚園の場(chǎng)合が多い。定員は小型バスなら大人2人に対し園児12人、中型バスなら大人4人に園児39人。安全運(yùn)転はもちろんのこと、人數(shù)確認(rèn)も徹底。朝、園児を乗せる際は先生が必ず降車し、園児を安全にバスに乗せてから再び乗り込む。帰りも先生が先に降車し、園児を安全にバスから降ろして保護(hù)者に引き渡す。

だが、2007年7月に福岡県北九州市の認(rèn)可外保育所で、遠(yuǎn)足から戻った2歳の園児が炎天下の車內(nèi)に3時(shí)間も置き去りにされ死亡するという痛ましい事件が起きた。これをきっかけに、安全管理マニュアルの見直しと徹底がさらに進(jìn)んだ。

米國(guó)では子どもの安全を守るため、スクールバスに関する法律だけで500項(xiàng)目以上もある。公道での待遇も救急車並みだ。その安全性は自家用車や公共交通に乗って通學(xué)するより40倍も高いというデータもある。小型バスは衝突の衝撃が強(qiáng)いため、必ず3點(diǎn)式のシートベルトを著用。運(yùn)転手に対する要求は高く、乗降車する子どもの名前の確認(rèn)も徹底している。

専門のメーカーが製造し、丈夫で橫転しにくい構(gòu)造?！弗去楗氓瘉Kみの骨組みに観光バスのような設(shè)備」と言われるほど快適だ。黃色にしたのは見通しの悪い狀態(tài)でも目立つようにとの配慮から?！?．11」以降はテロリストの標(biāo)的にならぬよう、スクールバスの襲撃犯には20年以上の禁固刑を科すという法律もできた。

一方、中國(guó)では昨年7月、シートベルトの設(shè)置義務(wù)などを盛り込んだスクールバスの國(guó)家基準(zhǔn)が制定された。だが、そもそも子ども向けに作られた正規(guī)のバスを走らせている地域は非常に少なく、多くは一般のワゴン車やバスをそのまま使っている。今回の悲劇も正規(guī)のスクールバスに定員以下の人數(shù)が乗っていれば免れたこと。北京や上海の大都市だけでなく、地方や山間部の子どもたちも安全なスクールバスに乗る権利はあるはずだ。（翻訳?編集/NN）