2018年1月23日、中國(guó)のスポーツメディア?網(wǎng)易體育は、「日本の青少年サッカー専門(mén)家が中國(guó)の青少年サッカーの問(wèn)題點(diǎn)について指摘した」と伝え、青少年サッカーの育成に30年余り攜わっている川島和彥氏へのインタビューを掲載した。

記事は川島氏について、「ジュニアサッカーの強(qiáng)豪JSC CHIBAの創(chuàng)始者で、若手育成に30年余りの長(zhǎng)きにわたり攜わっている。チームを何回も全國(guó)大會(huì)の上位に導(dǎo)き、多くの優(yōu)れたプロ選手や大學(xué)生選手を排出してきた學(xué)者タイプの指導(dǎo)者だ」と紹介。22日に北京の清華大學(xué)で開(kāi)かれたイベントに來(lái)賓として出席した川島氏に行ったインタビュー內(nèi)容を伝えている。

川島氏はインタビューの中で「日本では子どもたちは幼稚園からサッカーを始め、毎日放課後に練習(xí)に參加する。そのため、幼稚園や小學(xué)校でサッカーをする子どもの數(shù)はとても多い。サッカー人口はピラミッド型であり、レベルが高まるに連れて人口も減っていく。日本はまさにベースの人數(shù)が多いので、ハイレベルな人材も多くなる」と語(yǔ)った。

また、「中國(guó)の親はわが子がサッカーの道を選んで挫折した時(shí)に就職のチャンスを失うのではないかと心配する。日本ではどうか」との質(zhì)問(wèn)に対しては、「日本の保護(hù)者も同じことを心配しているし、指導(dǎo)者としてもとても気がかりな問(wèn)題。プロのサッカー選手の現(xiàn)役生活は短いので、選手たちはサッカーと同時(shí)に勉學(xué)にも勵(lì)む必要がある。サッカーでプロレベルに到達(dá)しなかった時(shí)に、大學(xué)に入ったり、他の職業(yè)を選んだりできるように準(zhǔn)備をしておく必要がある」と回答している。

さらに、中國(guó)の青少年育成における問(wèn)題點(diǎn)について川島氏は「中國(guó)の親は子どもを溺愛(ài)するため、子どもの忍耐力や協(xié)調(diào)性が弱い。また中國(guó)の青少年サッカーではパスが多く、ボールコントロールのトレーニングが非常に少ない。そしてコーチが非常に厳しく、時(shí)として子どもを激しく叱るため、子どもたちの主體性や創(chuàng)造性が制限されてしまっている」などと指摘した。

中國(guó)のネットユーザーからは「川島氏の指摘は、サッカー指導(dǎo)者だけに當(dāng)てはまる話ではないな」「何をするにも苦労を味わったり、プレッシャーを感じたりすることが必要」「中國(guó)は一人っ子政策によって、多くの家庭で子どもが溺愛(ài)されているからな」といった聲や、「中國(guó)の青少年サッカーが駄目なのは、サッカー協(xié)會(huì)の役員と関係があると思う」「全ては制度の問(wèn)題」などの感想が寄せられた。

この他、「課題はもうみんな分かってるんだよ。誰(shuí)もやらないんだから意味がないんだ」「日本の協(xié)會(huì)が青少年育成にどんな役割を果たしているか、子どもたちはどんな基本トレーニングをしているかっていう話を聞いてほしかった」との意見(jiàn)を殘すユーザーも見(jiàn)られた。（翻訳?編集/川尻）