2011年11月18日、中國(guó)の各メディアは、浙江省に拠點(diǎn)を置く民営自動(dòng)車メーカーの吉利集団が、海外の高利貸を利用して債務(wù)危機(jī)に陥っていると報(bào)じた。負(fù)債率は1年あまりで73．4％に悪化している。中國(guó)の各メディアが伝えた。

金融情報(bào)誌「証券市場(chǎng)週刊」の調(diào)べによれば、同集団は2011年上半期（1?6月）以前から、米TPGキャピタルやカーライル?グループといった國(guó)內(nèi)外の大手投資ファンドと接觸し、資金調(diào)達(dá)に奔走しているが、多くの投資ファンドは同社の返済能力に疑問を抱いており、リスクの大きさから融資を拒否しているという。

同社の負(fù)債総額は2008年に47億8000萬元だったが、10年には710億7000萬元にまで急増。総資産有利子負(fù)債比率は73．4％にまで膨れ上がっている。同社はあらゆる手を盡くしている模様だが、資金調(diào)達(dá)経路は徐々に狹まっているのが現(xiàn)狀だ。

一方、同社傘下で香港に上場(chǎng)する吉利汽車は債務(wù)危機(jī)を否定し、公告で「十分な返済能力があり、負(fù)債比率は合理的な水準(zhǔn)にとどまっている」と主張している。（翻訳?編集/JX）