2011年11月16日、斉魯網(wǎng)によると、故宮博物院など中國の博物館で、所蔵文化財(cái)の破損や腐食が深刻化している。文化財(cái)を保護(hù)?管理する國家文物局の単霽翔（シャン?ジーシアン）局長によると、被害額は年間1億元（約12億円）規(guī)模。保存狀態(tài)が悪く、多くの文化財(cái)が破損の危機(jī)にさらされているという。

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「博物館は貴重な寶が集まる場所。にもかかわらず、文化財(cái)は環(huán)境の変化や人的ミスによる損壊など、あらゆる危機(jī)にさらされている」。山東省済南市で開かれたフォーラムで同局長は訴えた。北京の故宮博物院では7月、國寶級の宋代の磁器が職員のミスで破損したばかり。國家博物館では結(jié)婚式が開かれるなど、由々しき事態(tài)が報(bào)告されている。

本來なら濕度や溫度が厳重に管理されるべき博物館。しかし、銅器や鉄器の腐食やさびは絶えず、「驚くべき狀態(tài)」という。同局長は「保存環(huán)境は悪く、安全管理は不十分で、保存技術(shù)も遅れている。すべて緊急に解決しなければならない」と指摘。一方で、中國は今年だけで400カ所以上が新設(shè)される“博物館ブーム”。同局長は「數(shù)だけでなく、質(zhì)も伴わなければ」とくぎを刺した。（翻訳?編集/AA）