人民網(wǎng)日本語版 2018年1月26日(金) 6時(shí)50分
拡大
インターネット技術(shù)の衝撃を最も大きく受けた小売産業(yè)において、コンビニエンスストアのセブンイレブンは力強(qiáng)い成長を維持し、効率という點(diǎn)では阿里巴巴(アリババ)を上回りさえして、人々に驚きを與えている。
インターネット技術(shù)の衝撃を最も大きく受けた小売産業(yè)において、コンビニエンスストアのセブンイレブンは力強(qiáng)い成長を維持し、効率という點(diǎn)では阿里巴巴(アリババ)を上回りさえして、人々に驚きを與えている。セブンイレブン日本法人には8000人を超える社員がおり、2016年の利益は100億元(約1700億円)に迫って、社員1人あたり平均約120萬元(約2040萬円)の利益を生み出したことになり、この數(shù)字はアリババに比肩する。16年度のアリババは社員約3萬6000人、利益427億元(7260億円)で、1人あたり平均は117萬元(1989萬円)になる。日本経済の衰退が深刻な中、同日本法人は1974年の創(chuàng)業(yè)以來、なんと41年連続で成長を維持してきた。新華網(wǎng)が伝えた。(文:陳春花?北京大學(xué)國家発展研究院教授、BiMBA商學(xué)院院長)
セブンは日本に1萬8572店舗を展開し、このうち直営店は約501店舗、1日の來店者數(shù)はのべ2000萬人を超え、24時(shí)間営業(yè)?全天候型?全ルート対応の便利なサービスを提供している?;镜膜俗郧挨沃眴拥辘悉猡郡骸⒆陨绻?chǎng)ももたず、配送センターさえ自社のものでないセブンが、100億元近い利益を生み出す小売企業(yè)になれたのはなぜだろうか。
まずセブンは単なる商店ではなく、インターネットの遺伝子をもったシェアリングエコノミー(共有経済)のプラットフォームだということがある。多くの人にとって、セブンは昔からあるコンビニだが、実は驚いたことに、セブンはどのネット企業(yè)よりもネットの屬性が高い企業(yè)であり、自らシェアリングエコノミーのプラットフォームであると強(qiáng)調(diào)するどの企業(yè)よりもシェアリングエコノミープラットフォームの特徴を備えている。さらに重要なことは、輝かしい業(yè)績を上げていることだ。
セブンはフランチャイズチェーンの利益共同體であり、さらには運(yùn)命と禍福を共にする運(yùn)命共同體だということもある。日本小売産業(yè)で最大のB2B(企業(yè)間取引)シェアリングエコノミーの主體として、相互に依存し合うビジネス生態(tài)システムを構(gòu)築し、その獨(dú)特のバリューを主張し、協(xié)力パートナーごとにシェアリングプラットフォームを構(gòu)築する。同日本法人の正社員はわずか8000人で、それ以外の従業(yè)員はすべて加盟店、メーカー、サプライヤーが採用した人々だ、同日本法人が店舗を開設(shè)した地域には専用の工場(chǎng)171カ所が設(shè)立され、ほぼすべての工場(chǎng)がメーカーとサプライヤーの投資によって成り立っている。配送車両も同様で、効率よく各加盟店の物流センター約150カ所に商品を配送する。
また、セブンは世界で最も効率の高い共同配送システムを構(gòu)築している。シェアリングエコノミープラットフォーム全體で働く人は40萬人を超え、このうち加盟店で働く人が30萬人以上おり、工場(chǎng)や物流配送部門で働く人は10萬人を上回る。共同配送システムはメーカー?企業(yè)間の高い垣根を取り払い、商品の品目?種類の枠組を超越して、共同で配送する一大システムを作り上げた。
さらにセブンは顧客を共有するためのプラットフォームであり、情報(bào)や物流や調(diào)達(dá)や金融を共有するためのプラットフォームでもある。シェアリングエコノミーとして関與するすべての人々のために巨大なビジネスチャンスを生み出してきた。アジア最大のファストファッションの小売企業(yè)?ユニクロのオンラインサイトでは、注文すると近くのほとんどのセブン店舗で受け取れるサービスを展開しており、非常に便利であるだけでなく、家で宅配便が屆くのを待つ必要がなくなる。自宅や職場(chǎng)から一番近い店舗を選んで、商品を受け取ればよい。
米國の経営史學(xué)者アルフレッド?チャンドラーは、工業(yè)資本主義時(shí)代の原動(dòng)力は規(guī)模の経済と範(fàn)囲の経済だと述べた。それでは現(xiàn)在のネット時(shí)代の原動(dòng)力は何だろうか。答えはプラットフォームだ。米ブランド戦略ファームのインターブランドが毎年選ぶ「ブランドランキング」をみると、アップル、グーグル、アマゾンがここ數(shù)年でブランドバリューが急速に伸びた企業(yè)だ。上位31社のうち、13社はプラットフォーム型企業(yè)であり、それぞれ自社のビジネス生態(tài)システムを有し、それ以外の一連のネット企業(yè)はプラットフォーム企業(yè)の厳格な制約を受けて、ビジネスの流れの中で一角にとどまる。
現(xiàn)在の世界トップ5企業(yè)のうち、3社はプラットフォーム型企業(yè)で、このスタイルの企業(yè)の優(yōu)位性は10年におよぶ発展期を経て安定上昇傾向をみせ、ますます顕著になり、これまで優(yōu)先的な位置づけをされていたエネルギーや金融などの従來型企業(yè)に取って代わっている。
現(xiàn)在、経済全體が下向きで、企業(yè)の內(nèi)包的な成長がますます制約される経済狀況を背景として、より多くの大企業(yè)?中企業(yè)がプラットフォーム化戦略を利用して企業(yè)內(nèi)部で次なる起業(yè)を進(jìn)め、成長の力が不足する苦境を打ち破ろうと考え始めている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS)
この記事のコメントを見る
Record China
2017/11/18
2017/10/20
2017/10/25
人民網(wǎng)日本語版
2017/8/24
2017/8/10
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務(wù)提攜
Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る