2018年1月29日、韓國?ソウル新聞はこのほど、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府が公式サイトで運(yùn)営する國民請(qǐng)願(yuàn)掲示板に「平昌五輪スタッフたちのごみのような食堂、改善が急がれる」との內(nèi)容が書き込まれたと報(bào)じた。

書き込みは10年間スノーボード選手として活動(dòng)し、その後は関連職種に就いているという人物が投稿したもので、「平昌五輪組織運(yùn)営委員會(huì)に所屬するスタッフの多くが冬季スポーツを愛する純粋な気持ちで仕事をしている」との言葉で始まる。その後「マイナス20度以下の厳しい寒さの中で働いているが、スタッフに提供される食事を見て衝撃を受けた」とし、「誰もが知る大企業(yè)が運(yùn)営する8000?1萬3000ウォン（約800?1300円）の食事だが、まるでごみのようなメニューだ」と批判。さらに「スタッフの間では“平昌刑務(wù)所”との言葉までが出てくるほど」と明かし、「國の仕事をする人たちが軍隊(duì)以下の待遇を受けるのは理解ができない。今すぐに改善してほしい」と訴えている。

この文章と共に掲載された寫真には紙皿に盛られた食パン2枚、こんにゃくとうずらの卵の煮物、キャベツの千切り、わかめスープが寫っている。寫真は平昌五輪のスノーボード競技場建設(shè)分野で國內(nèi)技術(shù)契約職（NTO）として働く知人が撮影したものだという。これについて、知人は「とても食べられたものじゃない。勤務(wù)初日から質(zhì)と量が不十分なメニューが続いており、韓國人スタッフはもちろん、外國から派遣されたスタッフからも不満が続出している。特に食パンはカチカチに固まっていて、力を入れるとボキッと割れるほどだった」と話したという。

これに対し、スタッフの食事を提供する業(yè)者側(cè)は「寫真に寫っているのはメニューの一部に過ぎない。他にもロールパンやいちごミルク、揚(yáng)げ餃子などもあった」と反論しているが、食パンについては「厳しい寒さのため一部が凍ってしまった」と認(rèn)めた。

また、別の業(yè)者の関係者は「価格はやや高めに設(shè)定されているが、五輪組織委員會(huì)が設(shè)備費(fèi)や人件費(fèi)などを考慮して決めたもので、過去の五輪と同水準(zhǔn)。紙皿を使用しているため質(zhì)素な印象を與えるかもしれないが、これも衛(wèi)生面を考慮した組織委員會(huì)の指示」としつつも、「質(zhì)に対する指摘を受け、サラダやヨーグルトなど単品価格を20％ほど引き下げる案を検討している」と説明したという。

この報(bào)道に、韓國のネットユーザーからも「仰天だ」「一體どれほどの金をくすねた？國際大會(huì)の食事がこんな狀態(tài)だなんて」「恥ずかしい。外國人たちはどう思うだろう？」など驚きの聲が相次いでいる。

また、韓國政府に対し「北朝鮮の視察団にはホテルの最高級(jí)メニューを提供したくせに」「大統(tǒng)領(lǐng)府の職員にも同じメニューを提供するべき」と批判の聲や、「材料費(fèi)を節(jié)約し、浮いたお金を金正恩（キム?ジョンウン）にあげるのでは？」と指摘する聲、「仕方ない。今回の大會(huì)は平昌五輪ではなく“平壌”五輪だから」「北朝鮮が開催する大會(huì)だから食事も北朝鮮レベル」と皮肉る聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）