2018年1月29日、自民黨幹事長(zhǎng)などを務(wù)めた野中広務(wù)氏の死去をめぐり、環(huán)球時(shí)報(bào)は國(guó)務(wù)院新聞弁公室の元主任で野中氏と30年にわたる交流のある趙啓正（ジャオ?チージョン）氏の文章を掲載した。

文章では冒頭、「日中友好に盡力してきた野中氏がこの世を去ったと知り、數(shù)々のことを思い起こした」という言葉がつづられ、「1998年に江蘇省南京市を訪れた野中氏は帰國(guó)後、一部から攻撃を受けたが、それでも中國(guó)との協(xié)力に前向きな姿勢(shì)を取り続けた」と指摘?！钢袊?guó)の高速鉄道事業(yè)への協(xié)力を通じて日中関係を深めたいとの考えを示された」としたほか、尖閣諸島をめぐる領(lǐng)有権問(wèn)題で「國(guó)交回復(fù)當(dāng)時(shí)、日中首脳は爭(zhēng)議の棚上げを確認(rèn)した」との言葉を野中氏から聞いたこと、2013年の訪中時(shí)には數(shù)多くの人が日中関係改善に取り組んでいる姿を見(jiàn)て、同氏が「日中友好の発展こそ唯一の出口」と語(yǔ)ったことなどが記されている。

文章によると、趙氏がかつて日本を訪れた際、野中氏は京都の自宅からわざわざ東京に出向き、趙氏と會(huì)ったそうだ。趙氏はその別れ際を思い返し、「野中氏が手を振ってくれる當(dāng)時(shí)の姿が見(jiàn)えるかのよう」とつづり、「數(shù)十年間、日中友好のために駆けずり回ってきた古い友人が人々に別れを告げているように思える。そして日中の長(zhǎng)きにわたる友好のため前進(jìn)を続けるよう呼び掛けているようでもある」と締めくくっている。（翻訳?編集/野谷）