成田空港で中國人観光客が國歌大合唱で抗議、どうすべきだったのか―中國メディア

Record China    2018年1月30日(火) 13時50分

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29日、成田空港で起きた中國人観光客による騒動を再考する記事が中國メディアに掲載された。意識改革が必要だと指摘している。資料寫真。

2018年1月29日、環(huán)球網(wǎng)は、成田空港で欠航になった航空便に搭乗予定だった中國人客の一部が騒ぎを起こし、1人が逮捕され、他の客が中國國歌を歌って抗議するなどしたトラブルについて、華字メディア?日本新華僑報の蔣豊(ジアン?フォン)編集長の記事を掲載した。

蔣氏は、「こうした事案には賛否入り交じるのが常だが、中國國民の民度を上げるにも、中國の國際的なイメージを向上させるにも、冷靜に振り返り考察することが重要」とし、「さもなければ改善しつつある日中関係や両國の國民感情をも阻害しかねない」と指摘した。

その上で、まず中國人は海外旅行の際の精神的な資質を高めていく必要があるほか、海外旅行時の契約意識、順法意識、コミュニケーション能力の向上を図っていく必要があるとしている。

「経済成長を背景に中國人は大勢海外へ行くようになったが、精神的にはまだまだ成熟しておらず、自信もない。契約を軽視する従來の傾向を改め、現(xiàn)地の法規(guī)を順守するようにし、さらに外國語に不慣れならば機械翻訳を活用するなど基本的なコミュニケーション力を確保できるようにしていく必要がある」とした。

また、國歌を歌ってプレッシャーをかけるという行為については「中國の民族や國家のイメージに悪影響を與えることにもなりかねない。不愉快なことが起きた時こそ、冷靜になる必要がある」と指摘している。

蔣氏は、「耳が痛い意見だと思うかもしれないが、この事案で誰が正しく、誰が間違っているのかを問おうとしているわけではなく、ただ中國人が海外をよりスムーズに楽しく旅行できるように「処方箋』を提供したいだけだ」と記事を締めくくっている。(翻訳?編集/岡田)

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