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21人が死亡した幼稚園送迎車事故の衝撃が冷めやらぬなか、中國外交部は豪華スクールバスのマケドニアへの寄贈を発表。中國ネットユーザーの批判が殺到している。寫真は寄贈されたスクールバスと贈呈式典。
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2011年11月26日、「外國にスクールバス寄贈のニュースを見て精神が崩壊した」と題した記事が中國のブログサイトに掲載された。
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幼稚園送迎車の交通事故で21人が死亡した事件は今も中國で大きな話題となっている。定員9人の車に64人が乗っていたという超定員オーバーは、中國教育の貧しさを象徴する出來事となった。その余波が冷めやらぬ今、あるニュースがネットユーザーの批判を集めた。
話題となったのは、中國外交部がマケドニアにスクールバス23臺を寄贈したというニュース。中國バスメーカー?宇通客車による1臺40萬元(約480萬円)以上というゴージャスなバスで、中國國內(nèi)でもなかなかお目にかかることはできないものだ。なぜ自國の貧しい教育環(huán)境を変える前に外國を支援するのかとネットユーザーは批判している。
記事は、幼稚園送迎車の事故直後にこんなニュースを見るとはと嘆き、中國外交部は外國の無法に意味のない抗議を続けるだけの部署かと思っていたが、他に外國に金も送るという仕事もあったのかと皮肉っている。そして、まず中國の子どもたちの安全を確保してから、「國際友好」はやるべきだと提言した。(翻訳?編集/KT)
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