2011年11月29日、南シナ海の領(lǐng)有権をめぐり周辺各國(guó)の緊張が高まる一方で、米國(guó)はオーストラリアに海兵隊(duì)の駐留を決定したが、そんななか、中國(guó)初の空母が2度目の試験航行のため遼寧省の大連港から出港した。30日付でシンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)（電子版）が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

舊ソ連軍の空母「ワリャーグ」を改修した中國(guó)初の空母は、今年8月10日に第1回の試験航行を?qū)g施。中國(guó)國(guó)防部は公式ホームページを通じて「空母は8月の第1回試験航行を成功させ、計(jì)畫(huà)通りに帰港。その後必要な改修やテストを終えて、29日に大連港を出港した」とだけ発表した。

米軍の豪州駐留の決定が報(bào)じられると、これに対抗する形で中國(guó)は西太平洋での海上軍事演習(xí)の実施を発表した。しかし、各國(guó)からの疑惑や批判を回避するためか、今回の試験航行に関する報(bào)道は極めて控えめ。常に強(qiáng)硬路線(xiàn)の立場(chǎng)を貫く環(huán)球時(shí)報(bào)も、今回は比較的おとなしい論調(diào)で、「中國(guó)は心の底から平和を願(yuàn)っている」と訴えている。

中國(guó)外交部も29日、外國(guó)メディアの質(zhì)問(wèn)に応じ「中國(guó)は和平発展の道をしっかりと歩んでおり、防衛(wèi)重視の國(guó)防政策を?qū)g施している」と強(qiáng)調(diào)?！钢袊?guó)は地域平和のための重要な立場(chǎng)であることに終始する」と答えている。（翻訳?編集/本郷）