Record China 2018年2月3日(土) 5時(shí)40分
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日本から修學(xué)旅行で臺灣に行く高校生が10年前に比べて11倍超にも急増し海外の旅行先で1位になる一方、韓國行きは7分の1に激減した。韓國の激減は日本との外交問題やセウォル號事故が影を落としているとみられる。資料寫真。
2018年2月2日、日本から修學(xué)旅行で臺灣に行く高校生が10年前に比べて11倍超にも急増する一方、韓國への修學(xué)旅行は7分の1に激減したことが分かった。臺灣は海外の修學(xué)旅行先で米國を抜いてトップに立った。韓國の激減は日本との外交問題やセウォル號事故が影を落としているとみられる。
日本の全國修學(xué)旅行研究協(xié)會の調(diào)査結(jié)果によると、16年度の海外修學(xué)旅行実施率は公立高校が10.4%で私立高校が34.9%。全國で842校(公立375校、私立467校)が実施し、14萬5944人(公立6萬3065人、私立8萬2879人)の生徒が參加した。
旅行先は臺灣が262校4萬1878人、米國(ハワイ、グアム、サイパンを含む)は254校3萬6661人。臺灣は06年度の3552人と比べ約11.8倍となった。校數(shù)、人數(shù)とも臺灣が米國を抜いて1位になるのは初めてだった。テロなどの事件が続く歐州は、フランスや英國を中心に15年度からの減少傾向が続いている
日本メディアは臺灣の人気上昇の背景として、親日的で治安が良い上、地方都市からの航空便が大幅に増え、利便性が高まったことを挙げる。日本と臺灣は11年、路線や便數(shù)の制限を原則撤廃する?yún)f(xié)定を締結(jié)。直行便の就航都市は10市から19市へ、旅客便數(shù)も週225便から同592便へと増えた。15年に直行便が就航した熊本県の教育委員會擔(dān)當(dāng)者は「臺灣は海外修學(xué)旅行の主流だ」と話しているという。旅費(fèi)が安価な點(diǎn)も魅力の一つだ。
これに対し、韓國への修學(xué)旅行は06年度の2萬3197人から16年度は3246人と約7分の1に激減した。全國修學(xué)旅行研究協(xié)會は「韓國で多くの修學(xué)旅行生が犠牲になったセウォル號沈沒事故があった14年度に半減した」と説明しているが、従軍慰安婦問題や李明博?元大統(tǒng)領(lǐng)の竹島上陸などで日本との関係が冷え込み、日本國內(nèi)に「嫌韓」ムードが広がったことも影響しているようだ。
聯(lián)合ニュースも韓國行きの激減を報(bào)道。韓國のネットユーザーからは「感情的になるのはやめて客観的に見ると、韓國に『見るものがない』ことが問題ではないだろうか」「臺灣は韓國よりも空気が澄んでいて食費(fèi)も安い」「私が日本人でも韓國には行きたくない。政治家はいつも日本を批判し、北朝鮮が核ミサイルを打てばお祭り騒ぎ」などのコメントが集まった。
中國への修學(xué)旅行も同様。06年度1萬4031人から16年度3398人と約4分の1に減った。特に日本政府の尖閣諸島國有化に伴う反日デモが相次いだ12年度は、中國への修學(xué)旅行中止が相次いだ。保護(hù)者から懸念の聲が數(shù)多く寄せられ、これを機(jī)に中國から臺灣に変更した高校も少なくないとされる。(編集/日向)
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