2018年2月1日、中國(guó)のネット上に富士山へ行った中國(guó)人観光客の感想をつづった文章が掲載された。

【その他の寫真】

座席が2?4?2の大きな飛行機(jī)だが、乗客は非常に少なく、事前にネットで後ろの方の座席を予約していたが、1人で1列使えて非常にゆったりとしていた。人が少ないためか、隅っこに座った私は客室乗務(wù)員に無(wú)視されたようで、入國(guó)カードをもらえなかった。それで自分から客室乗務(wù)員のところへもらいに行ったところ、客室乗務(wù)員はまるでとんでもない過ちを犯したかのように謝罪した。本當(dāng)に日本人の態(tài)度には感心する。

以前に読んだ旅行記で、左側(cè)に座ると富士山が見えると書いてあったので、ネットで事前に左側(cè)の座席を選んでおいたが、もうすぐ富士山に到著という頃に突然、「飛行機(jī)の右側(cè)に富士山が見えます」とのアナウンスが流れた。私は泣きたい気分だった。北京発成田行きの航路では、飛行方向の右側(cè)に富士山が見えることに、みんな注意した方がいい。

新宿の高速バス乗り場(chǎng)で並んで乗車した。乗車後に高速バスにはWifiがあることに気が付いた。そして天気を調(diào)べてみて絶望した。4時(shí)に富士急に到著するが、3時(shí)には曇り空になり、私は2日目の夜9時(shí)に帰るが、夜9時(shí)から晴れるという。これは富士山とは縁がないとしか言いようがない。

溫泉旅館の部屋は、伝統(tǒng)的な畳で、部屋は大きくて美しい。旅館についてすぐにレストランで夕食になった。チェックインの時(shí)、夕食を6時(shí)で予約したが、レストランについたときにはすでにテーブルの上に食事が並んでおり、そのあともアツアツの料理が運(yùn)ばれてきた。まさにテーブルいっぱいの料理だ！お腹一杯になるまで食べてから部屋で一休みし、9時(shí)ちょうどにフロントで溫泉の鍵をもらった。

貸切の溫泉にて1人で大満?jiǎn)摔?！この旅館に決めたのも、ここの溫泉が気に入ったからで、富士山を見ながら溫泉を楽しめ、何も遮るもののない富士山に精進(jìn)湖の景色が見られるからなのだ。結(jié)局富士山は見えなかったが、無(wú)敵の雪景色を十分に楽しむことができた！溫泉に入っている時(shí)に雪が降ってきたのだ！雪が降る中での溫泉は人生最高の贅沢だ！思わず毎年冬は日本で溫泉に入るという考えが頭に浮かんできた。

朝には日の出を撮ろうと思っていたが、日の出前に自然と目が覚めて窓の外を見たら、富士山の姿は見えなかった。それで引き続き寢ることにして、朝食の時(shí)間になってからようやく起きた。朝食場(chǎng)所は、本來(lái)は無(wú)敵の景色が見えるはずなのだが、なぜこんなにもきれいさっぱり何も見えなくなってしまったのだろう？

すでにほぼ絶望狀態(tài)だ。日本に2回も來(lái)たのに、富士山をひと目見ることもできないのか？ところが午後4時(shí)過ぎに、突然富士山が奇跡のように私の目の前に姿を現(xiàn)した。富士急は富士山から意外と近かったのか…。富士山が消えないうちに急いで湖の方へ向かった。精進(jìn)湖では子抱き富士が見られるのだ。手前にある小山を富士山が抱いているように見える。私1人でこの景色を楽しめるのはなんて素晴らしいことなのだ！あっという間に暗くなり、月と富士山が1つの畫面に映る様子はあまりに美しく、いつまでもそこにいたかった。しばらくそこにいて、完全に暗くなってからそこを後にした。（翻訳?編集/山中）