2018年2月5日、韓國(guó)?國(guó)民日?qǐng)?bào)などによると、平昌冬季五輪を擔(dān)當(dāng)する民間セキュリティ會(huì)社の職員宿舎で食中毒が疑われる患者が複數(shù)発生した。そのうち一部はノロウイルスに感染したとみられている。平昌五輪組織委員會(huì)は同宿舎を隔離するなど緊急措置を採(cǎi)った。

組織委員會(huì)などによると、江原道にある大規(guī)模宿泊施設(shè)に滯在している民間セキュリティ會(huì)社の職員24人が4日、腹痛や嘔吐の癥狀を訴えて病院に搬送された。感染が疑われる職員は五輪の選手村のセキュリティを擔(dān)當(dāng)しているという。江原道の保健環(huán)境研究院による検査の結(jié)果、一部の職員はノロウイルスに感染したものとみられている。

選手村では同日、他にも5人の食中毒を疑われる患者が発生しており、組織委員會(huì)などが詳しい調(diào)査を進(jìn)めている。組織委員會(huì)は職員が滯在していた宿舎の給水も遮斷したという。同宿舎では3日、女性セキュリティ職員6人が食中毒の癥狀を訴えて病院に搬送され、治療を受けている。宿舎にはセキュリティ會(huì)社の職員と関係者約1200人が滯在しており、感染拡大の可能性が高い狀況だという。

組織委員會(huì)は民間セキュリティ職員が選手団を含むすべての大會(huì)関係者と接觸する狀況を考慮し、患者が発生した宿舎を隔離するなどの緊急措置を取った。また、當(dāng)該職員を現(xiàn)場(chǎng)に配置しない方針を固めた。さらに、國(guó)際オリンピック委員會(huì)（IOC）と協(xié)議して選手団全員に対する防疫を?qū)g施したり、保健福祉部など関係機(jī)関と協(xié)力して緊急防疫措置など疾病抑制作業(yè)も進(jìn)めるという。

この狀況を受け、韓國(guó)のネットユーザーからは「ああ恥ずかしい」「どこに敵が潛んでいるか分からない。常に細(xì)心の注意を払うべき」「國(guó)際的な恥さらしになる前に迅速な対応をしてほしい」「選手らの健康が一番大事。本當(dāng)に不安だ」「準(zhǔn)備不足の最悪な五輪と言われそうで怖い。赤字が殘るだけの國(guó)際大會(huì)はもうやめて」など不安の聲が相次いでいる。

また、平昌五輪をめぐってはこのほど、韓國(guó)のネット上で「職員らに提供される食事が低質(zhì)過(guò)ぎる」とのニュースが話題になっていたことから、「ボランティアに提供されるメニューを見たけど、食中毒にかかってもおかしくなかった。國(guó)に恥をかかせる業(yè)者を逮捕、捜査すべき」「批判を受けて食事の価格を下げたから、今度は質(zhì)の悪い材料を使用したのでは？」など主張する聲も上がっている。（翻訳?編集/堂本）