2011年12月4日、中國(guó)の映畫(huà)館で上映中に機(jī)械が故障し、スタッフが観客にラストシーンを口頭で説明していたことが分かった。成都商報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

陝西省西安市在住のネットユーザーが中國(guó)版ツイッター「微博」で明かした。11月29日、同市內(nèi)の映畫(huà)館でスティーヴン?スピルバーグ監(jiān)督初の3D作品「タンタンの冒険/ユニコーン號(hào)の秘密」を見(jiàn)ていたところ、ラスト數(shù)分のところで機(jī)械が故障し、映像が映らず、音聲だけになった。通常なら機(jī)械を修理してから再上映するところだが、この映畫(huà)館は違った。なんとスタッフが観客にラストシーンを口頭で伝えたのだ。

このつぶやきはあっという間に話題となり、ネットユーザーからは「映畫(huà)が突然講談に？」「そのスタッフは動(dòng)きのシーンをどう表現(xiàn)したんだろう？」「人類(lèi)はもはや映畫(huà)館スタッフの想像力を阻止できない！」などといった感想が聞かれた。

記者が同映畫(huà)館の責(zé)任者に問(wèn)い合わせたところ、「確かにそのようなことがありました」と認(rèn)め、事の顛末を話してくれた。観客は十?dāng)?shù)人しかおらず、上映中、殘り2分となったところで機(jī)械が突如故障した。スタッフの一人が前に出て事情を説明していたところ、観客からラストシーンを教えてほしいと要望があり、スタッフが口頭で伝えた。観客から抗議などは起きず、みなラストシーンのストーリーを聞き映畫(huà)館を後にしたという。同責(zé)任者は臨機(jī)応変に対応したこのスタッフを稱(chēng)え、「観客の皆さんは面白い経験をしたと思って下さったのでしょう」と話した。（翻訳?編集/TH）