2018年2月3日、ドイツ國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、中國(guó)が歐州連合（EU）の政策決定に対する影響力を日増しに強(qiáng)めているとする、ドイツ週刊誌の記事を伝えた。

5日発売のドイツ週刊誌デア?シュピーゲル最新號(hào)に掲載された記事によると、メルカトル中國(guó)研究所、ベルリングローバル公共政策研究所の最新研究結(jié)果から「中國(guó)は単に歐州のドアをノックしているどころか、実はすでに中に入り込んでいる」ことが明らかになったという。

記事は、「ロシアがフェイクニュースで歐州世論に影響を與えるのとは異なり、中國(guó)は暗中でEUの政策決定層に影響を與えることを試みている。今のところ、そのやり方はほとんど注目を浴びていない。メルカトル中國(guó)研究所の研究員は、ロシアよりも中國(guó)のやり方がよりクレバーであり、真剣に中國(guó)に対処すべきだと語(yǔ)った」と伝えている。

また、「中國(guó)の利益を守っているのは主にギリシャやハンガリーといった國(guó)であり、これらの國(guó)は中國(guó)による投資に依存しているか、中國(guó)の政治、経済の発展モデルにより賛同しているという背景がある」と紹介。その例として、「中國(guó)共産黨當(dāng)局が獄中の弁護(hù)士を虐待している」というEUの批判書簡(jiǎn)への署名をハンガリーが拒否し、中國(guó)の人権狀況に関するEU共同聲明の発表を阻止したことを挙げた。

記事は「中國(guó)が觸角を伸ばしていることは、歐州理事會(huì)が置かれているドイツも感じている」とし、「昨年6月、投資活動(dòng)の制限に関するEU決議がギリシャとチェコによって水を差された。メルケル獨(dú)首相はこの決議の主な支持者であり、その內(nèi)容は今後中國(guó)からの投資を含むEU域內(nèi)の投資を、よりしっかり監(jiān)督管理するためのものだったのだ」と伝えているという。（翻訳?編集/川尻）