2018年2月4日、米華字メディアの多維新聞は、「米朝が軍事衝突も？安倍首相のある要請が韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領の不快を招く」とする記事を掲載した。

記事によると、韓國外交部は、文在寅大統(tǒng)領が9日の平昌冬季五輪開會式に出席予定の安倍晉三首相と首脳會談を開くことを明らかにした。一方、日本メディアは、安倍首相が文大統(tǒng)領との會談で、朝鮮半島有事の発生に備え、韓國內(nèi)の邦人退避について協(xié)力を要請する意向を固めたと伝えている。記事は「これについて韓國側(cè)は、こうした話し合いは北朝鮮を刺激することにつながるとの認識を示しており、両國の意見の相違は大きい」と伝えている。

記事によると、日本メディアは4日、日本政府関係者の話として、米政権は米韓合同軍事演習を平昌冬季五輪?パラリンピック後に行う構えで、北朝鮮が強く反発すれば軍事衝突に発展する可能性もあるとの見方が出ていることから、日本政府は韓國內(nèi)の邦人退避を重視していると伝えている。

一方、韓國側(cè)はこうした動きについて、平昌冬季五輪を通じて北朝鮮との緊張関係の緩和を國內(nèi)外に示したい文政権の考えに反するとしており、韓國の外交當局者は「このような時期に突発的狀況の議題を持ち出す日本は空気を読めていない」と不快感を示しているという。（翻訳?編集/柳川）