2011年12月5日、中國(guó)中央気象臺(tái)は濃霧の警戒レベルを引き上げた。中國(guó)新聞ネットが伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

濃霧は5?6日の午前にかけ範(fàn)囲を拡大し、北京市や天津市などでは可視度は200mを下回った。濃霧は7日から南下し、消散するという。

高速道路をはじめとした各種交通関係などに當(dāng)局から注意が促され、首都北京の空港では5日、200便以上が欠航となった。北京市環(huán)境保護(hù)局の杜（ドゥ）副局長(zhǎng)は同局の公式マイクロブログで、「空気汚染は中程度であり、心臓病患者や呼吸器系疾患の患者は特に注意が必要」と発表し、健康な人でも野外活動(dòng)は控えるよう注意を促した。

4日から、北部?天津市の空は濃霧に覆われた。なかなか消散しない濃霧が呼吸系統(tǒng)の患者を拡大させている。天津市総病院や第一中心病院などでは、診察を待つ患者の大半が呼吸器系統(tǒng)の癥狀を訴えており、その中でも高齢者や幼児が目立ったという。

天津市第一中心病院感染科の楊（ヤン）主任によると、診察した42人中、呼吸系統(tǒng)の病気は3分の2を占め、病院全體でも通常の10％ほど増加したという。さらに楊主任は、呼吸系統(tǒng)患者の増加は濃霧と密接に関係していると話していた。當(dāng)局はマスクの著用を勵(lì)行し、外出からの帰宅時(shí)には顔など露出部分の肌は洗浄するようアドバイスしている。（翻訳?編集/內(nèi)山）