2018年2月4日、中國メディアの観察者網(wǎng)が、臺灣メディアの報道を引用し、蔡英文（ツァイ?インウェン）総統(tǒng)は中國を恐れているとする記事を掲載した。

記事は、臺灣メディア?中時電子報の2月3日の記事を引用し、元臺灣安全部門の李天鐸（リー?ティエンドゥオ）氏が、フェイスブックに「なぜ民進(jìn)黨は2度の政権でいずれも民衆(zhòng)との関係を水と油のように合わなくしてしまうのか」と投稿したと紹介した。

記事によると、李天鐸氏は、陳水扁（チェン?シュイビエン）元総統(tǒng)の在任中は、紅杉軍（陳水扁反対派）が大規(guī)模な反対デモを行ったことを紹介。蔡英文総統(tǒng)政権では、蔡総統(tǒng)が作年末の會見で、「政権発足から500日以上」を「500年以上」と言い間違えたことは、「1日が1年のように長く感じる心の聲が出たのだ」と論じた。

李氏によれば、蔡政権の防務(wù)部門の責(zé)任者は、最も蔡総統(tǒng)の必要にかなった結(jié)果を出しているという。というのも、1年目に「反斬首」部隊（特殊部隊）を編成し、2年目には予算を増やして2年もしないうちに6回もの演習(xí)をしているからだ。

しかも、そのうち2回の演習(xí)は蔡英文総統(tǒng)を安全に逃すものだったと李氏は分析。しかし「いったいどこへ逃げるというのか？」と疑問を呈し、臺灣國防部の責(zé)任者は「國防訓(xùn)練」としているものの、パフォーマンスに過ぎず、國防部関係者はへつらうかのように興奮した面持ちで蔡総統(tǒng)に付き添い、「ボスをいかに逃がすか」を見せているにすぎないと論じた。

こうした「反斬首」の問題が話題になる理由について記事は、蔡英文総統(tǒng)とその周辺は、「真実を意に介さない、束縛されない権力、極端なわがまま、舊體制に対する憎しみ」が最大の特徴となっているためで、憎しみや敵視の気持ちで大事なことを決定しているからなのだと、蔡政権を批判した。（翻訳?編集/山中）