Record China 2018年2月5日(月) 17時(shí)0分
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5日、中國(guó)メディアの新聞晨報(bào)が、冬の日本旅行ならば東北地方がお薦めだとする記事を掲載した。
2018年2月5日、中國(guó)メディアの新聞晨報(bào)は、「日本の東北、まさにこれほどまでに他とは異なる」と題する記事を掲載。東北地方の魅力について紹介した。以下はその概要。
にぎやかな東京、古風(fēng)な京都、魅力的な北海道を除けば、冬の日本旅行は人の少ない東北地方がベストの選択だ。巖手、青森、秋田…。各県を回れば思いがけない楽しみがつながるだろう。
巖手県は、有名な作家?宮沢賢治が「イーハトーブ」と呼んだ所で、南部には東北地方で初めて世界文化遺産に登録された平泉がある。中部には巖手山を中心とした雄大な景色の広がる盛岡があり、沿岸部は海産品の寶庫(kù)。北部には変化に富んだ獨(dú)特の風(fēng)情がある。
巖手にある日本百景の一つの猊鼻渓(げいびけい)は、外すことのできない観光地だ。毎年12月1日から、高さ100メートルの絶壁が2000メートルにわたって連なる美しい冬の渓谷でこたつ船が運(yùn)行される。船頭は、さお一本で巧みに船を操り、観光客は船の中で船頭の紹介を聞きながら、川沿いの奇石などからなる「まれに見(jiàn)る絶景」を楽しめる。他にも、「運(yùn)玉投げ」の運(yùn)試しができる?!缚F」、「戀」、「?!工胜嗓踏蓼欷啃∈虼ㄏ颏Δ涡·丹恃à送钉菠迫毪欷?、願(yuàn)いがかなうと言われている。
青森旅行は、五所川原駅から特別體験の幕が開(kāi)く。津軽鉄道に乗車して冬の風(fēng)情を楽しむのだ。ストーブ列車は津軽海峽獨(dú)特のもので、毎年12月1日から3月31日まで、「津軽五所川原駅」から「津軽中里駅」までの間を運(yùn)行している。この列車內(nèi)には石炭ストーブが置かれ、暖を取ることができる。この種のだるまストーブはかつて日本の家庭で普通に使用されたもので、乗客は現(xiàn)地の伝統(tǒng)文化を體験できる。
もちろん、印象的な體験といえば、ストーブで焼いたスルメを食べ、日本酒を飲むことだ。真っ赤に燃えるストーブと窓の外の雪景色とが相まって、100年の歴史ある列車に乗り、スルメを食べながら沿線の景色を楽しむのは、映畫(huà)の1シーンのような體験だ。
津軽は太宰治の故郷で、若いころに沿線の金木町に住んでいて、この列車を使って家に帰っていた。小説の中でもこの情景が描かれている。太宰治は津軽が田舎で風(fēng)情に欠ける所だと思っていたようだが、やはり故郷なので極力良い點(diǎn)を伝えようとしていた。まさに津軽鉄道のキャッチフレーズ「ここに古里がある」の通りだ。
太宰治の作品では有名な弘前城についても觸れている。400年以上の歴史ある古跡で、四季折々異なる景色を見(jiàn)せてくれる。2月上旬には「みちのく五大雪まつり」の中でも最も盛大な雪燈篭祭りがあり、4月は桜の季節(jié)で日本屈指の桜の景勝地になる。秋になれば古城は1000本以上の真っ赤なもみじと菊の花が競(jìng)演し、美しいことこの上ない。
秋田といえばどんな印象だろうか。多くの人は忠実で賢く、かわいらしい秋田犬を思いつくだろう。実際のところ、海と山に囲まれた秋田は四季がはっきりしていて、季節(jié)ごとに人を感動(dòng)させる景色を楽しめる。ここは希少な「樹(shù)氷」を鑑賞できる場(chǎng)所でもある。
世界的に見(jiàn)ても、「樹(shù)氷」は日本の東北地方にしかない。冬に水分を大量に含んだ空気が氷結(jié)して霜となり、木の葉の上で凍って積み重なったものが、千差萬(wàn)別の不思議で美しい樹(shù)氷をつくり出す。日本の東北の樹(shù)氷はだいたい12月から出現(xiàn)し、3月には溶け始めるため、1、2月が樹(shù)氷鑑賞の最良の時(shí)期だ。
スキーをしなくてもゴンドラから鑑賞できる。天気の良い晝間に、たっぷりの日差しの中、ゆっくりと樹(shù)氷の中を歩けば、近距離で樹(shù)氷を楽しむことができる。夜に鑑賞すれば、さらに優(yōu)雅でファンタジックな雰囲気となる。上級(jí)者は、クロスカントリースキーで樹(shù)氷とのさらに親密な接觸を楽しむこともできる。(翻訳?編集/山中)
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