中國観光研究院と旅行予約サイト?攜程旅遊がこのほど共同で発表した報(bào)告書「2018年春節(jié)海外旅行情勢予測」によると、今年の春節(jié)（舊正月、今年は2月16日）の長期連休期間に海外旅行へ出かける人はのべ650萬人に達(dá)し、過去最高を更新する見込みという。北京日報(bào)が伝えた。

國家観光局が発表した情報(bào)に基づくと、昨年の春節(jié)連休のインバウンド観光客はのべ3億4400萬人、インバウンド消費(fèi)額は4233億元（約7兆2000億円）に上った。攜程の観光産業(yè)専門家は昨年のデータと今年の増加傾向を踏まえ、さらに攜程の業(yè)界最大規(guī)模の國內(nèi)旅行?海外旅行の予約件數(shù)を參照して、「2018年春節(jié)の海外旅行は昨年ののべ615萬人を基礎(chǔ)として、のべ650萬人に増加する」と予測した。

攜程の春節(jié)予約データをみると、海外旅行に出かける人のうち、団體ツアーの割合が52％、自由旅行が48％となっている。今年は海外旅行客の5人に1人がオーダーメイド旅行を體験するという。

消費(fèi)データをみると、春節(jié)の海外団體ツアーや海外自由旅行の平均単価は9500元（約16萬円）に達(dá)し、國內(nèi)旅行は同3500元（約6萬円）を超える見込みで、今年の春節(jié)は中國人にとって旅行に関する支出が最も多い春節(jié)になる可能性がある。同報(bào)告は春節(jié)期間に最も費(fèi)用がかかる10大旅行先を明らかにしており、南極、アルゼンチン、ブラジル、タヒチ、ノルウェー、タンザニア、アイスランド、メキシコ、ニュージーランド、フィンランドとなっている。

人気度をみると、今年の春節(jié)も昨年に引き続き三亜、北京、アモイの人気が高く、広州と昆明がその後に続き、上海、ハルビン、桂林なども大勢の観光客を引きつけている。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）