2011年12月8日、中國(guó)江西省楽平市郊外に「癌の村」がある。村民らは鉱山企業(yè)による有害重金屬の銅を含む工業(yè)廃水の垂れ流しが原因だとしているが、企業(yè)側(cè)と地元環(huán)境保護(hù)當(dāng)局は「銅採(cǎi)掘は唐?宋時(shí)代から続いている」と反論している。北京紙?京華時(shí)報(bào)が伝えた。

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垂れ流しが指摘されているのは江西省徳興市にある中國(guó)の銅生産最大手?江西銅業(yè)集団傘下の複數(shù)の銅採(cǎi)掘企業(yè)。ここから排出される工業(yè)廃水が徳興市と隣の楽平市を流れる楽安河に流れ込み、周辺住民の健康を著しく害しているという。楽安河は両市の市民から「母なる川」と呼ばれ、重要な飲料水の供給源となっている。

特に被害が深刻なのが「癌の村」と呼ばれる楽平市名口鎮(zhèn)の戴村。この20年間で兵役検査に合格した若者は1人もおらず、毎年4?5人が何らかの癌で亡くなっている?！袱饯螖?shù)も増加傾向にある。我々は毎日、毒を飲まされているようなものだ」と村民の戴金発（ダイ?ジンファー）さんは語(yǔ)る。

ところが、企業(yè)側(cè)と地元の環(huán)境保護(hù)當(dāng)局は責(zé)任を「歴史」に押し付けている。その言い分は「徳興市の銅採(cǎi)掘の歴史は唐?宋時(shí)代に始まっている。今の時(shí)代の企業(yè)にだけ責(zé)任を負(fù)わせるのは不公平」というもの。しかも、近年は汚水処理に2億元（約24億円）以上も費(fèi)やしており、楽安河流域の水質(zhì)もかなり改善された、と反論している。

結(jié)局、両者の言い分は平行線をたどっており、安全な飲料水は確保できないまま。住民に対する補(bǔ)償も全く進(jìn)んでいない。（翻訳?編集/NN）